温泉ジャーナリストが忘れられない旅館のごはん
ここ数日Twitterで
「旅館の料理が多すぎて、これは廃棄前提だろう」
という炎上ツイートをきっかけに
#旅館の料理 #旅館のごはん #ステキ宿の宿泊はステキ
これらのワードがおすすめ入りをし続けていて、
特に日本のトレンドで旅館の料理が、今朝で5万ツイート超え!
このタグを見ているとなんだか旅をしている気分になり
華やかでシアワセなつぶやきを見て、心を踊らせています。
旅においては、
その土地ならではの食材をとことん味わい尽くしたいし、
その感動体験は、
ずっと忘れられないシアワセな思い出に変わるんですよね。
わたしは日帰り温泉では、鄙びも共同湯も泉質主義であちこち巡るけど
宿泊においては、その土地の美味なるものを提供してくれる旅館にステイします。
だからこれまでも食の評判がいい全国の湯宿には、そこそこ宿泊してきました。
(何しろ1000泊以上の湯宿のほとんどが自腹)
そんな中本記事では、
これまでに泊まった食事がおいしいと評判の湯宿の中で
忘れられないあの味、本当に感動しまくった美食宿を厳選しました。
ちなみに忖度は一切ありません。
#壱岐リトリート海里村上
東の次郎、西の弥助と言われた名店「小松弥助」の森田大将と
全国各地の雲丹の話をした時、
海里村上の雲丹尽くしは最高すぎたよと、聞いたら行きたくなっちゃって。
壱岐まできた甲斐があったと思えるおいしさ。
あまくて濃厚な雲丹にひと手間の料理の数々に、めちゃくちゃ感動です。
ハイクラスの湯宿だけど、奮発しても大満足。
自分にごほうびの温泉で、また行けるよう頑張ろうっと。
そう思ったお宿でした。
#松之山温泉 酒の宿 玉城屋
・日本酒とペアリング
・星付きシェフ
・日本三大薬湯
・イケメン
玉城屋をググるとこんなワードが飛び込んできます。そして行った人は
これらのワードに大きくうなずいているかも・・・
日本酒とご当地食材の美食のセットは決して珍しくはないけど、
日本酒とフレンチのペアリングを
星付きシェフと、酒匠(きき酒師の上級資格)を持つ4代目社長(イケメン)が
供する宿というのは他に知らない、ってかありません。
どの食材も味わい深かったけど
八色椎茸のおいしさがものすごく印象に残ったなぁ。
#越前温泉 ふるさとの宿 こばせ
開髙丼とは
炊きたてコシヒカリにセイコガニ8杯をちりばめた、贅沢丼のことで
大食感の作家、開高健さんが好んで食べていたことから名付けられたのだそう。
以前雑誌で見てからずっと狙っていたけど、
雑誌掲載前からすでに人気がありすぎて
すぐに予約でいっぱいになるから叶わなくて。
5年越しくらいでありつけた、感動丼です。
セイコ蟹が解禁する11月上旬から12月いっぱいくらいまでの期間限定。
メス蟹の外子、内子、蟹味噌がいっぱいで。
悶絶のウマさでした。
まだまだあるけど・・・まとめ
このあたりでひとまずやめておこうかと思いますが、
海の幸は特に言えるけど鮮度が大事だから
いくら食の宝庫の豊洲でも運ばれるのに時間がかかる分
やはり産地には叶わないものがあるかと思っています。
だから、旬の食材に会いにこっちから出向く。
そんな旅時間がたまらなく愛おしいなぁと、
この記事をまとめながら改めて思ったのでした。
お肉で美味しかった宿、
例えば「時の宿すみれ」とか「旅館藤もと」とか
あと旅館ではなく民宿で美味しかったところとか
美食宿と謳うオーベルジュとか・・・
まだまだあるけど
実は自分のブログをアメブロからワードプレスにしたものの
更新が追いつかないので、またいつか続編?をまとめようかと思います。
その時はまた、わたしの美食で感動した湯宿も
アップデートされているかもしれないな。