終活プライベートレッスン(アシストライフ)

エンディングノートに出会って15年。1年間で250人にエンディングノートの書き方を教えてきました。生命保険の代理店から葬儀会社、後見人の見習いを経て、身寄りがいない人や癌で余命宣告をされた人を生前死後のフルサポートをして11年以上。現在は脱相続の未来信託の普及に力を入れています。

終活プライベートレッスン(アシストライフ)

エンディングノートに出会って15年。1年間で250人にエンディングノートの書き方を教えてきました。生命保険の代理店から葬儀会社、後見人の見習いを経て、身寄りがいない人や癌で余命宣告をされた人を生前死後のフルサポートをして11年以上。現在は脱相続の未来信託の普及に力を入れています。

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きれいなEnding

人って、 この地上に産声をあげて誕生したと同時に エンディングに向かっていくのだけど、 誰も真剣に考えたことはないと思います。 たくさんの愛情をもらっていた、あかちゃんのときも 他人と対峙して悩むことが多くなった学生のときも 愛し合う人ができて喜びに胸を躍らせていたときも 仕事に挫折したときも 思い切って旅にでて、青い空に気づいたときも そして 親しい人が突然にこの世を去ったときにも 自分にもある エンディングにはじめて気づく いっとき 自分の中のエンディング

    • きずな#13【すぐ始められる整理術③】

      《デジタル遺品》 デジタル遺品とは、具体的にはパソコンやスマートフォンなどに保存されているデータのことをいいます。最近では、急速に情報のデジタル化が進み、さまざまなデータのやり取りをパソコンやスマートフォンで行う人が多くなってきました。 デジタル遺品には、写真や映像、住所・電話番号・Eメールアドレスや送受信データ、FacebookやTwitterやなどSNSのアカウント、インターネットバンキングの口座や株券、クレジットカードや電子マネーの情報があり ます。デジタル遺品の整理・

      • きずな#12【海洋散骨】

        知っておきたい海洋散骨のこと 数年前から「海洋散骨」を希望する人が多くな ってきました。あえてお墓に入らず、海へ散骨 して自然に還る方法として広まってきました。 海や自然を愛していた故人が生前から希望するケースが多くなっています。現代は少子高齢化の影響もあり、お墓に納骨しないため墓守の必要がない「海洋散骨」は大変人気があります。 海洋散骨の特徴としては、本人が生きているときに契約していたり、遺言に書いてあるなど本人自らの希望で行なっているケースが多いです。 生前契約で海洋散

        • きずな#11【すぐ始められる整理術②】

          すぐ始められる整理術③ 今捨てないという選択 「これは要る」「それは要らない」「友人にあげよう」「これは寄付できる」「リサイクルにだそう」「廃棄物にまわそう」さくさく仕分けができて、見る見るうちに荷物が整理されていくのは、嬉しいものです。でも多くの人が、「捨てるか、捨てないか」で悩んでいるのではないでしょうか。 思入れがある品物や写真は、なおさら処分するのは難しいですよね。他人からみたらガラクタな物でも自分にとっては大切な宝物という物は、必ずあるのではないでしょうか。どうして

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          きずな#10【相続放棄】

          知っておきたい相続放棄のこと 相続放棄はここ4年で3万件近く増えています。 相続放棄をする理由のほとんどは「遺産の中に負債がある」ということです。 他には不動産を相続した場合に相続税を支払うお金を用意できないといった理由や売却できないような不動産を相続したくないといった理由も増えてきています。いわゆる「空き家問題」です。 「相続」には、プラスの財産もあればマイナスの財産も有りますが、相続放棄は、どちらの財産もすべて受け継がない方法です。借金の方がプラスの財産よりも明らかに多い

          きずな#9【亡くなったあとの手続き】

          亡くなった後の事務手続きは、おおきく二つに分けると、公的手続きと私的手続きがあります。 公的手続きは、役所関係の手続きをいいます。 主なものに、①死亡届②住民票の抹消届③保険証の返却・資格喪失届③年金受給停止の手続き④介護保険資格喪失届⑥国民年金の死亡一時金請求⑦埋葬料請求⑧葬祭費請求⑨高額医療の請求⑩遺族年金の請求⑪準確定申告などがあります。相続税が発生する場合は相続税の申告、納付が加わります。 年金の受給停止と請求は10日以内、健康保険証や介護保険証の返却は14日以内

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          きずな#8【前向きな生活を始める~もの編】

          〜自分らしく断捨離をする〜 そもそも断捨離と整理整頓の違いは何でしょう? 整理整頓を広辞苑で調べると「物を必要な物と不要な物に分けて不要な物を捨て、必要な物を使いやすい場所に置くこと」と書いてます。 では断捨離はどうかというと「不要な物を減らし、生活に調和をもたらす」ということになります。 なにが違うかというと、整理整頓は、必要な物を使いやすい場所に置くことですが、断捨離は生活に調和をもたらすというところに違いがあります。 ここでいう「生活に調和」というのは精神面の

          きずな#8【前向きな生活を始める~もの編】

          きずな#7【知っておきたいお葬式のこと】

          直葬(ちょくそう・じきそう)をご存知でしょうか? 直葬とは、通夜や告別式などの宗教儀式を行わない、火葬のみの葬儀のことをいいます。 この頃とても多くなってきたと思います。 直葬は、基本ご家族がいない人が行うものでしたが、最近は近親者など、ごく限られた人だけで行う場合があります。 通夜や告別式を行わないので葬儀費用が安くなり、葬儀全体の時間も短縮になることから 、この頃はご家族がいる方も直葬を希望されるケースが多くなりました。 ご家族に費用面で迷惑をかけたくない、 自

          きずな#7【知っておきたいお葬式のこと】

          きずな#5【任意後見人】

          任意後見契約の知っておきたい話をしますね。 任意後見制度は、将来、判断能力が不十分(認知症)となったときに備えるための制度です。 この契約は、本人の判断能力があるうちに、将来、自らの判断能力が低下した場合に財産管理や療養看護に関する事務について、信頼できる方に依頼し、引き受けてもらう契約を結びます。 任意後見契約は、任意後見人を誰にするのか、どんなことを依頼するのか、は全て本人が決めることができます。 そのため、判断能力低下後も、これまでの生活スタイルを維持できるとい

          きずな#6【すぐに始める整理術①】

          終活的な整理術をご紹介します。 今回は内回りの整理から。 内回りというのは家の中のことを言います。 家の中は品数も多く1日では整理できませんので、場所を大きく3つに区分けします。 ①押入れなど普段使ってない場所 ②寝室などの個室 ③居間・台所など共有している場所 この3つを順番にお話します。 ①ですが 押入れに入っている物をすべて外に出します。 数年使ってない生活用品や衣服は、処分するか他の人に手渡すことを考えましょう。 来客用の布団は必要枚数だけを残し処分します。

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          きずな#4【前向きな生活~整理編】

          前向きな生活と聞くと、どんなことをイメージしますか? 明るい 希望に満ちてる 活動的 目標を持つ 色々なことが思い浮かびますよね。 でも何から始めたら良いか分からないと いう人もいるのではないでしょうか? そんなとき まずは「整理」から始めてはどうでしょう。 何か新しいことをするときには 自分の身の回りの整理をする人も多いと思います。 「断捨離」という言葉を知っていますか? 断捨離とは、モノへの執着を捨て不要なモノを減らすことで、生活の質の向上・心の平穏・運気向

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          きずな#3【財産管理という契約】

          病気やケガで出歩くことがむずかしくなったり、寝たきりになってしまった場合、あなたはどうしますか? もしかしたら、 親族や信頼できる知人に、預金を引き出して貰い治療費や家賃の支払い、買い物をお願いするかもしれません。 銀行は、あなたではない人が預金を引き出そうとしたら、引き留めて身分証明の提示を求めます。 これは至極当然なことですよね。 このようなときに備えて、あなたは、あなたの代理をしてくれる人と財産の管理(委任)の契約をする必要があります。 これが「財産管理委任契約書

          きずな#2【お墓のお掃除】

          8月のお盆にお墓参りに行く人も多いと思います。 久々のご先祖様との対面。 しっかりとお掃除したいですよね☺️ まずは、お墓に手を合わせてから・・・ お墓掃除の基本は水拭きと乾拭きです。 市販の墓石用クリーナーやワックスは、研磨剤や油分が含まれている事もありますので石の特性をよく理解した上で使用される事をお薦め致します。 それではお墓掃除に入る前に墓前にて手を合わせましょう。 今日もこうしてお墓へ参る事が出来た感謝とこれからお墓掃除をさせていただく事を告げます。 まずは

          きずな#1【身元保証のはなし】

          医療施設や介護施設に入院・入所するとき、その病院や介護施設から、「身元保証人」を求められることがあります。 もし医療機関や介護施設などが求める身元保証人がいなければ、医療・介護サービスをスムーズに受けられないことになります。 もそもなぜ、医療施設や介護施設に入院・入所するときに、身元保証人という人が必要なのでしょうか。 身元保証人は、一般的に次のような責任を負うことを病院や介護施設から求められます。 【医療施設】 ・入院費用や手術費用の保証・退院時、死亡時の身元引受け

          ゆのみ#9【天国からのエール】

          先日、私のフェイスブックで「つらい時にはつらいと言っていいんだよ」と投稿したら、「つらいです!」というコメントが来ました。 コメントをくれたのはIさん。 「私のお母さんが亡くなって半年たつのに、毎晩泣いてます。私の周りの人は泣いていないのに。私一人で誰にも言えず、いつまでも引きずっています。お母さんに会いたいです。」 私は、 「お母さんのしたかったことを思い出して、してみて☺️ そうすることで、いつもお母さんを感じることができると思います。」というコメントをお返しさせて頂

          ゆのみ#8【今日一日を大切に生きる】

          「ああ、遅かった…」 そう思ったのは、新聞のお悔やみ欄でR子さんの名前を発見したからです。 R子さんは、私の終活セミナーに来ていただいた方で昨年の「なんでも相談会」にも来てくれました。 相談会では、ご主人もR子さん自身もガンにかかってしまい、お葬式のことやお墓のことが心配だと話してくれました。 R子さんは「私のガンの方が軽いので、お父さんを看取ってから私が逝くことになりそうだから良かった。だってお父さんは何も出来ない人だから。」とほほ笑んでいました。 その時は、家族

          ゆのみ#8【今日一日を大切に生きる】