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大寒

大寒になりました。

西暦2025年1月20日(月)
旧暦師走廿一日
大寒

二十四節気が『大寒』となり、
一年で最も寒さが厳しくなる頃となりました。

今日の東京は冷たい雨の大寒入りとなりました。

大寒は、冬の季節の『最後の節気』

春は目の前、、といいますが、まだまだ寒さ厳しいこの頃。
『寒稽古』、『寒垢離 』(かんごり)、『寒念仏』(かんねぶつ) などの『寒行』が行われています。

また日本では古来よりこの寒気を利用して様々な食べ物を仕込まれていまあす。

寒風にさらして作る『凍み豆腐』や『寒天』などの乾物。
そして『酒』『醤油』『味噌』などの発酵食品。

この寒の時期に汲んだ水は『寒の水』と呼ばれて、
寒さと乾燥のため雑菌が少なく腐りにくいとされることから、
キレイな水が必要な酒や味噌を仕込むのに用いられています。

『大寒』の最終日が『節分』
その翌日2月3日が『立春』

これからは、日がだんだんと長くなり、少しずつではありますが暖かくなっていきます。

そして七十二候が大寒の初候『款冬華』(ふきのはなさく)となり、
『ふきのとう』が出始める頃となりました。
( 『款冬』とは『フキ』のこと。その花茎を『フキノトウ』といいます。)

厳しい寒さの中で、そっと黄色いつぼみを出す『ふきのとう』
雪解けを待たずに顔を出す春の使者。
凍てつく土の中では春が着々と進んでいることを気がつかせてくれます。

『三寒四温』
厳しい寒さが3日続くと、その後の4日は暖かくなるといいます。
寒い中にも少しだけ春の気配を感じられます。

インフルエンザの患者さま対応から、花粉症患者さま対応へ、
少しずつシフトして行くこの時期に、仕事をしながら季節の変わり目を感じています。

体調管理には十分気をつけていきたいものです。

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miyuki_oku
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