マクロビアン薬剤師　母の日とワクチン

マクロビアン薬剤師　母の日とワクチン

現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って８年目に入りました。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦弥生二十八日
立夏
蛙始鳴
西暦2021年5月9日
母の日

今日は母の日。

昨年も緊急事態宣言の中、Zoomでの面会をしたり、
ほんの2分ほどでしたが、決められたお部屋で直接会うことが出来ました。

今年に入ってからは、ガラス越しで。
電話で声を届ける面会を2週間に１回ほどの割合で続けています。

今日も、おやつやジュースの差し入れを持っていき、施設の入り口近くの部屋に母が入り、窓ガラス越しに対面。

電話を通して、声をかけますが、ニコニコと微笑んではくれるものの、
言葉はほとんど出て来ない様子。

それでも、窓を開けようとしたりしてくれるのを見て、少し嬉しくなりました。

ほんの4分ほどでしたが、
また来るね、、
と言うと、
またね、、またね、、とうなづいてもらえました。

昨日、ようやく自分自身の新型コロナワクチン接種の日程が
１回目が今月、２回目が来月に決まり、

それを施設に伝えると、

母も、6月に１回目、7月に２回目の接種の予定ということが決まったとのこと。

元々、母も私もインフルエンザワクチンも打たないで、過ごしていたのですが、今回ばかりは、対外的なことを考えても、接種することの方が得策との考えで、接種を決めました。

ワクチン接種をすることで、全てが問題なくなるわけではないですが、
今の世界的な新型コロナウイルス対策の情勢を考えると、
接種することのメリットの方が、しないことによるものよりも遥かに大きいと考えます。

お互いのワクチン接種が無事に終了することで、直接会える日ももうそこまで来ていると、考えています。

去年も今年も母の日のお花は無しになりましたが、
今年初めて直接会える日には、お花を持っていきたいと思っています。