芸術の秋〜歌舞伎鑑賞
芸術の秋〜歌舞伎鑑賞
十三代目市川團十郎白猿襲名披露巡業
西暦2023年11月5日(日)
旧暦長月廿ニ日
七十二候は
第五十三候『霎時施』(こさめときどきふる)
西暦2023年10月29日(日)〜11月2日(木)
旧暦長月十五日から長月十九日まで。
(小雨が思いがけず降っては止む時期)
を経て
二十四節気
秋の最後の節気
『霜降』(そうこう)の末侯
第五十四候『楓蔦黄 』(もみじつたきばむ)
西暦2023年11月3日(金)〜11月7日(火)
旧暦長月廿日から長月廿四日まで。
楓 (かえで)や蔦の葉が色づく頃に入っています。
秋は紅葉狩り🍂🍁と言われる自然を愛でる良い季節でもありますが、
のんびりと色々なことを楽しむのにも良い季節と思います。
先月10月13日より、
十三代目 市川團十郎白猿 襲名披露巡業が、
成田から始まりました。
今月12日まで、北は北海道、南は鹿児島まで、全国20ヵ所を周ります。
私は、巡業初日の成田と、大学時代にご縁のあった、八王子の公演を観に行きました。
演目は、
襲名のお祝いムードを盛り上げる舞踏
『君が代松竹梅』
中村梅玉さんとお二人での、
『襲名披露口上』
そして、歌舞伎座での本公演では、新之助丈が初舞台で演じた
歌舞伎十八番の内『毛抜』
『毛抜』はわたしにとっては思い入れが深く、
一番大好きな演目の一つ、、、
(一番大好きな演目が多すぎます笑)
生まれて初めて歌舞伎を観たのが高校の歌舞伎教室。
その時の演目が「毛抜』でした。
印象に残っていたのが、
お姫様の髪の毛が逆立つシーンと大きな磁石🧲でした。
母の遺品整理で出てきた、その時のパンフレットを観てびっくり‼️
その時の主役粂寺弾正は、先代團十郎が海老蔵だった頃のものだったのです。
今にして思えば、貴重な体験をさせていただいていたのだなぁ〜と、、、
何度観ても、毎回いろんな発見があってとても楽しい演目です。
歌舞伎初心者にもおすすめと思います。
巡業公演は、歌舞伎座とは違い、花道が短く、近くで見られると役者さんが近すぎてドキドキ💓してしまいます。
ありがたいことに2回とも花道近くのお席をとってもらえて、入場直前の声が聞こえたりと、
ちょっと違う楽しみができました。
巡業公演もあと残すところ一週間。
お席がまだあるかは分かりませんが、お近く方は会場の雰囲気だけでも楽しんでいただけたらと思います。