節分

西暦2025年2月2日(日)
旧暦睦月五日
節分

今日は『節分』
『冬土用』最終日です。
今年の節分の東京はみぞれ混じりの寒い朝となりましたが、
豆まきをしたり、恵方巻きをいただく方も多いのではないでしょうか⁉️

節分に豆を撒くのは、
『追儺(ついな)』『鬼やらい』と呼ばれている
邪気や疫病などを祓（はら）うために鬼の面をかぶった人を桃の木で作った弓矢で追い払う、
古代中国の儀式が起源とも言われています。

『豆などの穀物』は霊力をもつといわれ、
撒くときの『鬼は外、福は内』の掛け声には、
『鬼』👹(寒い冬)を祓い、『福』(暖かな春)を迎えるという意味があるとか、、、

わたしが子供の頃は、両親が北海道出身だったため、
雪の上に落ちても拾いやすく、汚れても食べられるということから
落花生で豆まきをしていました。
他にもそういう地方があるそうです。

また、この時期は旧正月でもあるので、新年を迎えるにあたって、厄を断ち切る年越しそばの意味で、
お蕎麦を食べる習慣もあったそうです。

調べてみると、節分にいただくものとして

●いわし：鬼が嫌うにおい
●こんにゃく：悪いものを取り除く(体内をきれいにすると信じられてきた食べ物)
●けんちん汁：古くから伝わる精進料理
●福茶(鬼打ち豆と梅干を入れたお茶)：縁起物として災厄から逃れられるという風習
●くじら：大きな志と幸福を願う
●麦飯：世の中を回す
●ぜんざい：厄除(やくよけ)祈願(ぜんざいに使われる小豆の赤い色が『邪鬼を祓う色』とされている)

などが挙げられています。

節分に丸かぶりする『恵方巻き』は、
『福を巻き込んだ』といわれる行事食。
大阪を中心とした関西地方だけで食されていたものでしたが、
コンビニエンスストアの戦略でここ25年ほどで、全国に広がりました。

わたしは夜ことしの恵方『西南西』を向いて、恵方巻きをいただきたいと思います。