冬の土用入りの日は歌舞伎鑑賞でした。
西暦2023年1月19日(木)
旧暦師走廿八日
小寒
第六十九稿 雉始鳴(きじはじめてなく)
西暦2023年1月15日(日)〜19日(木)
旧暦師走廿四日から師走廿八日まで。
季節は刻々と巡っています。
2023年1月17日に冬の土用に入りました。
『立春』直前の18日間が『冬土用』
2023年の冬土用は、1月17日(火)〜2月3日(金)
冬から春への繋ぎの時期となりました。
『土』は『ものを変化させる作用』をもつと言われており、
『用』には『働き』という意味があります。
季節の万物は土用によって変化し、次の季節へと橋渡しされていきます。
土用の時期は、
◉土を動かすこと(土いじり・草刈り・地鎮祭・井戸掘りなど)
◉新しいこと(転職・就職・結婚・新居購入・開業など)
◉場所を移動すること(旅行・引っ越しなど)
はしないほうが良いとされています。
それは、
土用は季節の変わり目。
体調も崩しやすく、気持ちも不安定になりやすくなることによるものも大きいようです。
土用期間中には『間日』(まび)と呼ばれる、
土公神どこうしん(土を司る神様)が土を離れて、天上界へ行く日があります。
間日には土いじりをしても大丈夫とされているそうです。
冬土用の間日 1月21日、1月23日、2月1日、2月2日
『冬土用』に大事にしている干支は、
『未』ひつじの日。
2023年の冬土用の『未』の日は、
1月25日(水)
冬土用には
『ひつじ』にちなんで『ひ』のつく食べ物や、
冬の逆にある夏の色『赤』い食べものをいただくのが良い。
といわれています。
◎ヒラメ
◎ヒラマサ
◎ひじき
◎トマト
◎ひよこ豆
◎パプリカ
◎りんご
など
今年は3年ぶりにインフルエンザが流行しています。
土用の目的『養生』
しっかりと栄養補給をし、ゆったりと過ごすことで、病気にかかりにくい身体をつくることが大切です。
そして、着々と近づいている『春』に向けて楽しい計画を立てるのも良いかもしれません。
冬の土用入りの17日は、新橋演舞場にて、
新春歌舞伎公演 市川團十郎襲名記念プログラム『SANEMORI』
を観に行ってきました。
次回の観劇予定は3月。
立春まではのんびりと過ごして行きたいと思います。