八朔の日に思う
西暦2022年8月27日(土)
旧暦葉月一日
処暑
綿柎開(わたのはなしべひらく)
大潮
八朔
一粒万倍日
天恩日
乙女座の新月
窓の向こうの騒音を心でみる。
豊かなる静けさ。
〜和暦日々是好日より
季節は巡り17:17新月となりました。
旧暦の8月1日は、『八朔』(はっさく)と呼ばれます。
稲穂が実り始める時期と重なりますので、古くから各地で『豊作祈願』の行事が行われ、
今でもその行事が行われている地域もあるようです。
田の実りを祈願することから『田の実の節句』と呼ばれ、
『田の実』が『頼み』に通じるところから、
農村ではよく頼み事をする相手(お世話になっている恩人や親族など)に
初穂(収穫に先立ち供える稲穂)を贈る風習もあるとか。
鎌倉時代には、武家や町人の間でも贈答品をやり取りするようになったとか。
また、徳川家康が江戸城に入城したのが天保18年(1590年)8月1日であったことから、
江戸幕府はこの日を祝日とし、正月に次ぐ重要な日として毎年祝うようになったと言います。
そんな八朔の日を思いながらほんの少しだけ特別な時間を過ごしてみたくなりました。
いいなと思ったら応援しよう!
よろしければ、サポートお願い致します。いただいたサポートはより良い情報提供のための情報収集に使わせていただきます。