中秋の名月
中秋の名月
西暦2023年9月17日(火)
旧暦葉月十五日
中秋の名月
芋名月
今日は台風の特異日と言われていますが、今朝の東京は曇り空。
お天気が本当に落ち着きません。
暦だけが進んでいき、
七十二候は、
『白露』の次候
『鶺鴒鳴』(せきれいなく)セキレイが鳴き始める頃から
その末候
『玄鳥去』(つばめさる)
春先にやってきたツバメが帰り始める頃となりました。
そして今日は旧暦でいう八月十五日
中秋節。
中秋の名月です。
ところで、『中秋の名月』がなぜそう呼ばれ、毎年日付けが変わるのでしょう!?
それは旧暦は、『秋』を七月から九月としていて、
そのちょうど真ん中にあたる八月十五日を『中秋』と呼んでいたのに合わせ、
毎年旧暦の八月十五日を『中秋』としているからです。
また『名月を楽しむ風習』が生まれた起源には諸説ありますが、
中国の中秋節を由来とすること、
日本でもこの日の月を『芋名月』と呼び、里芋をお供えする収穫祭が行われていたこと、
秋は空気が澄んでいて月の高さがちょうど良く鑑賞に適した季節であること
などが考えられているようです。
ここ数日、夜の晴れ間に月が太っていく(半月が満月に近づいていく)様子を楽しんでいました。
お月見というと『満月』と思いがちですが、
今年の『中秋の名月』の今日9月17日は満月前日。
満円よりもその一日ずれた円であるほぼ満月の方が趣があるという方もいます。
今日の夜は名月を眺めながら、来たる秋に思いを馳せられればと思います。
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