マクロビアン薬剤師 さくらの日
マクロビアン薬剤師 さくらの日
現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入って8年目に入りました。
調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』
わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。
本日は
旧暦如月十五日
春分
桜始開
西暦2021年3月27日
3月27日『さくらの日』
桜を通して日本の自然や文化について関心を深めてもらう目的で、
日本さくらの会が『3(さ)×9(く)=27』の語呂合わせで、1992年に定められました。
サクラ(桜)は
バラ科サクラ亜科サクラ属の落葉広葉樹。
どのSNSを開いても、さくらさくらさくら🌸
桜が満開になっています。
わたしも、さくらの話題を続けています。
『さくら』(桜)というと、
見るだけではなく口に入るものとして利用されているのはご存知かと思います。
『さくらの花の塩漬け』
こちらはお湯を注いで、桜湯にしていただくと、お酒の悪酔いに効くと言われています。
また、さくらのお塩代わりに、お料理に使ったりされています。
先日、さくらの花の塩漬けののったお豆腐をいただきました。
また、皮膚の症状に、
桜の木の皮の内側が用いられます。
木の皮がない時は葉で代用することも出来ます。
蕁麻疹のは、木の甘はだを煎じて飲む民間療法もあるようですが、
間違えて使うと一時的に悪化することもあるので、注意が必要です。
以前は咳止めのお薬として、桜の木の皮が使われていました。
『桜皮』と呼ばれる生薬です。
樹皮に含まれるサクラニン、サクラネチンなどの成分はフラボノイドと呼ばれる成分で、ポリフェノールの一種です。
漢方薬としては化膿性皮膚疾患などの効能をもつ『十味敗毒湯』の原料の一部としても配合されることもあります。
桜は観て楽しむだけではなく、日々の暮らしにおいても役立っていると思うと、少し桜を見る目が変わってきます。
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