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正直50を過ぎるとパス度なんてどうでもよくなります

こちらの記事を拝読して、とてもおもしろかったので、トランス女性や女装子さんにお勧めしておくね。

人によるかと思うんだけど、わたしなんかはすぐ試したくなってしまい、こちらをやってしまいました。

そしたら・・・

うおおおおおおー! 何て甘いアプリじゃあ!!!

どすっぴんなので恥ずかしいから目モザを入れるような写真(ちなみに判定用の写真には目モザは入れてません)なのに、「女性、49歳」じゃとぉー! わしゃ、61歳やどー笑笑

わしが見たって、こいつはただのフェミニンなおっさんやで!

まあ正直、うれしかったんだけど、このアプリは信用しないほうがいいぞとトランス女性や女装子さんにはお伝えしたいわ。

まあ、いくつになっても自分のパス度を知りたいわけなんだけど、正直なところ50の坂を越えたら、パス度なんてどうでもいいというか、最優先事項ではなくなってしまうのよ(あくまで個人の感想です)。

もちろんパスするほうがいいし、うれしいのだけど、そんなことよりも、周りの人(特に女友だち)が女性扱いしてくれるかどうかのほうが、わたしにとっては重要なの。

見た目でおっさんとわかっても、知り合いがちゃんと女性扱いしてくれていれば、わたしにはそれで本当に十分なのよ。

わたしだって、若いころ(というか40代まで)はパス度がとても気になった。パス度にまったく自信がなかった(今もない)から、40代までは女装外出なんて、夜の新宿がせいぜいだった。身長も高いしね。

でも、50を過ぎてからは、昼間に電車に乗るのも平気になった。カミングアウトしていくうちに、した相手が女性扱いしてくれるようになったから。それでふつうにお出かけもできるようになったんだけど、世間は生温かくて、知らない人はギョッとしていたとしてもスルーしてくれる。というより、ちょっとぐらいでかい女装者がいても、見てないんだよね。

この記事、なぜかいまだによく読まれてるんだけど、要するにパス度なんてどうでもよくなったということなんだよね、と改めて思った次第です。

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およそ半世紀の葛藤を経てトランス女性として踏み出した私の経験を共有し、カミングアウトや周囲との関係構築などの具体的なヒントをお届けします。あなたの未来を明るくするお手伝いができれば幸いです。一緒に歩んでいきましょう!

トランス女性が直面する日常の悩みや課題に寄り添いながら、私自身のカミングアウト経験や、女性としての生活を築く中で学んだことをお届けします。…

自分のしたいことと向き合うことで、わたしはしあわせになれたと思っています。わたしの生き方を知って、ちょっとでも癒やされる人がいればいいなあという気持ちで書いています。スキやフォローは本当に励みになりますので、よろしくお願いいたします。