自転車ソロキャンのススメ~マジで○○の数値が改善されました!
ALOHA! みゆひょんです♪
わたしはどうも思い違いをしていたのではないかと気付きました。
悪い癖なのですが、わたしが好きなことや興味のあることは人もそうだと思いがちなんですね。で、実はそうではないと気づいて、自分は世の中の人とは趣味嗜好が違うのだと打ちのめされたりするんです。
まあ実際、マイノリティだったりもしますがw、それはおいといて、今回はわたしがなぜ自転車ソロキャンをオススメするのかを熱く、一部エビデンスも示しながら語りたいと思います!
キャンプ自体のメリット
まずはキャンプそれ自体のメリットとは何でしょうか。
一番は、自然の中で飲食や休息をすることで心が癒やされることだと思います。自然の中で癒やされるのはキャンプでなくても、アウトドア活動全体に共通するものではありますが、1カ所に駐留して、飲食も楽しむというのはアウトドア活動の中でもやや特別です。
ただ1カ所に駐留して飲食も楽しむとなると、これは旅行はみなそうです。キャンプが特別なのは、自然とのコミット度が他の旅行よりもはるかに高いところではないでしょうか。
とはいえキャンプが趣味という人の多くは、わたしも含めてやわな都会人。完全な自然の中に放り出されたら1泊でも命に関わるかもしれません。趣味のキャンプは、自然との関わり方のバランスが絶妙(けっきょくは自己満足でしょうけれども)なのだと思います。
あと、これは男性的な意見かもしれませんが、体験としての面白さに加えて、ギアを集める楽しみ・喜びもキャンプの大きなメリットだと思います。これも他の旅行とは違うところだと思います。
ただ集めるだけでなくギアを実際に使い、それによってときには満足感、ときには失望感を味わう。そうやって長年の間に「自分なりのキャンプ」が確立されていくところがキャンプの醍醐味だと考えます。
ソロキャンの3大メリット
わたしは夫婦で行くキャンプも、大人数で行くキャンプも大好きです。その上でなぜソロキャンにハマっているかと言えば、ソロキャンならではのメリットが大きく3つあるからです。
1つ目は、日程調整をしなくていいこと。人数が多くなればなるほど、日程調整が難しいものですが、実は夫婦2人でもなかなか難しかったりします。わたしはフリーランスですから、取材や打ち合わせ、あるいは締切ぐらいしか時間の制約はありません。しかし伴侶さんは会社員なので、そうもいきません。
その上、めぼしいキャンプ場を土日に予約しようと思ったら、かなり前から予約しないといけません。なので週末だったら金曜日から1泊という日程を押さえることが多くなりますが、そうなったらなったで日程調整がまた難しくなります。
その点、ソロキャンなら急に思い立って明日から行きたいとなったら、キャンプ場さえ予約できれば行けてしまうわけです。
2つ目は、もちろんキャンプ場のルールを守った上でということですが、自分の好きなことを好きなときにできるということです。
大人数でワイガヤするのも嫌いではないのですが、小学校の通知簿には必ず「協調性がない」と書かれていたので、団体行動がどちらかと言うと苦手なのですね。
決まりを守らないとかではなくて、なかなか物事が進まないと、自分でやりたくなっちゃうんですね。これは自慢ですがw、料理スキルが高いほうなので、調理でぐずぐずしている人がいると「変わって!」と言っちゃうんですよ。でも後味が悪いです。たとえ感謝されてもよくないと反省してしまいます。反省しても、次回同じことがあると我慢できません・・・
そんな感じの人間なので、好きなことを好きなときにできるソロキャンは最高なんです。
3つ目は、メンタルが強くなること。これは何でも一人でやらないといけなかったり、(次の自転車ソロキャンならでは、と重なりますが)自転車で行くので雨に弱いんですね。そういったいろんな要因から、いちいち嫌気がさしたり、挫けたりしていたら持ちません。自然とメンタルが強くなります。いろんなことに寛容にもなれます。
自転車ソロキャンならではの5大メリット
また交通手段が自転車であることによるメリットが大きく5つあると考えています。
1つ目は、お金がかからないことです。わたしは自転車自体にけっこうお金をかけていますが、それでも自家用車を維持することを考えるとタダみたいなものです。我が家はクルマを所有せず、シェアカーやレンタカーを利用しています。それだけでけっこうお金が貯まるのでびっくりします。またガソリン代も高速代もかかりません。
2つ目は、手軽だということ。と言うよりも、そもそも交通手段が自転車なので手軽な場所にしか行けないわけです。装備もオートキャンプに比べたらかなり手軽です。お料理もどうしても手軽なチョイスになりがちなのですが、慣れれば手軽でありながら満足感も高いキャンプ飯が楽しめるようになります。
3つ目は、制約が多いこと。それはデメリットだろうというツッコミがあるでしょうけど、何の制約もないことって楽しいでしょうか? そのときは楽しくても達成感はおそらくないと思います。制約が多い中、ギヤを工夫したり、できるだけ多くのものを運ぶにはどうしたらいいか考えたり、逆に思い切ってシンプルにしたり――そういう創意工夫(というと大げさですが)に楽しみや喜びがあるんですね。
4つ目は、達成感がより大きいこと。ソロキャンのメリットの中で何でも一人でやらないといけないとか雨に弱いとか書きました。また直前で制約が大きいとも書きました。そうなると必然的に達成感が大きくなります。
たとえばキャンプの撤収作業って面倒なだけと以前は思っていたのですが、ソロキャンを始めてからは、作業自体は楽しくなくても、きれいに片付け終わったときの達成感がぜんぜん違うようになりました。また毎回工夫を重ねることによって、撤収自体も効率化されていきます。そうなると撤収作業も何となく楽しくなるものなんですね。
そうなってくると、またソロキャンプのメリットで書いた「メンタルが強くなる」に戻っていきますが、日常生活やお仕事においてもただ面倒だと思っていたことが楽しめるようになってきたのです。これは大きなメリットだと思います。
5つ目は、これが最大のメリットと思いますが、健康に良いということです。ただし自転車ソロキャンそれ自体のメリットというよりは、自転車を漕ぐ時間が増えたからだと思います。
自転車ソロキャンをより楽にということで、雨でなければ1日10km以上漕ぐようにしているので、そのおかげではないかと思います。
とはいえ、自転車を漕ぐのも自転車ソロキャンのためということで、間接的ではありますが、わたしはこれが最大のメリットだと思っています。
健康に良いことをエビデンスで示します!
健康に良いとはどういうことかを具体的にデータで示します。
わたしはいわゆる酒飲みでして、日常生活が破綻していないのでアルコール依存症ではないと思うのですが(主治医さんもそう言ってくださいました)、一歩手前と思います。酒量は過少申告していますし(^_^;)、休肝日など設けません(血液検査の前日だけはいちおう飲まないことにしています)。
そういう生活をもう何十年もしていますので、肝臓の数値も悪かったんですね。
お薬を飲んでいる関係で(これもお酒のせいですね・・・)、3カ月に1回血液検査をして、主治医さんのご指導を受けたのちに処方箋を書いてもらっています。
お薬が効いているので血液検査の数値は悪くないのですが、一昨年ぐらいから肝臓の数値が高止まりするようになりました。
昨年の血液検査の結果をお目にかけます。
ちなみに「森川 滋之」というのはわたしの戸籍名であります。改名したいなあ・・・
AST、ALT、γ-GT(γ-GPT)についてはこちらを参照してください。
肝臓以外の数値は伏せていますが、それらも総合するとわたしの場合はお酒の飲み過ぎによる脂肪肝のせいで、肝臓のあらゆる数値が悪くなっていたようです。
別に肝臓の数値を良くしようと思ったからではないのですが、自転車ソロキャンを本格的にやろう、そのために自転車も買い替えようと決意したのは、2023年8月のことでした。2023年8月30日が、わたしの60歳の誕生日だったからです。
60台に本当にやりたいことを一生懸命やろうと考えまして、それがサイクリングとキャンプだったんですね。で、その組み合わせである自転車ソロキャンを自分なりに究めたいと思った次第なのです。
誕生日に間に合えばと思ったのですが、それはかなわず納車は9月9日で、それ以降は、前述したとおり雨の日以外は1日10km以上漕いでいます。自転車ソロキャンも最低月1回は行くようになりました。
そうしたら効果てきめんでした。
かみか号(わたしの自転車の愛称)納車以降の肝臓の数値は、ずっと軒並み正常値となりました。5月9日のキャプションになんだか不穏なことが書いてありますが、以前は血液検査の3日前から禁酒していました。長いときは1週間前からというときもありました。
それが肝臓の数値が2回連続で正常でしたので、試しに前日だけ禁酒にしたのですね。それでも正常値でしたので、これはホンモノだと思いました。
ちなみに血糖値とHbA1cは伏せていますが、お薬こそ飲んでいませんが糖尿病についても境界領域だと言われて10年以上経っています。何とかしのいでいますが、一時期HbA1cが基準値をちょっとだけ超えていたことがありました。これもかみか号納車以降は落ち着いています。血糖値もやや下がりました。
わたしもITライターとして、最近はデータ活用(AI含む)関連の記事ばかり書いていますので、一人だけのデータがエビデンスとしては弱いことぐらい承知しています。それでもあまりにも驚くべき変化でしたので、要配慮個人情報である血液検査の結果まで晒した次第です。
デメリットもありますが
もちろんデメリットもあります。
まず自転車なので、どうしても近場のキャンプ場に限られてしまうということです。わたしの場合キャンプ用に特化した改造をしているロードバイクなので片道50kmぐらいまでなら対象になります。
ですが、自転車ソロキャンを特にオススメしたいと考えている、前後に大きめの買い物カゴを取り付けた電動アシストのママチャリですと、片道30kmぐらいが楽しくやれる範囲という気がします(まあ体力次第ですが)。その範囲に数多くのキャンプ場があるという方はそれほどいないでしょう。
雨に弱いというのも、大きなデメリットです。オートキャンプなら行こうと思える程度の雨でも、自転車だとちょっと気が引けます。また急に雨が降ってきたときでも、クルマなら濡らしたくないギアやリュック等を車内に入れておくことができますが、自転車ではほぼ不可能です。
またこれはソロキャン自体のデメリットですが、人の交流がない、夜は一人で寂しいといったこともあります。ソロキャンパー同士の交流がもっとあってもいいかなと思いますし、交流を深めるための活動も今後何かできればと考えてはいますが、そもそも一人が良くて来ている人に話しかけるのを遠慮するのが普通の感覚だと思います。
こういったデメリットもあるにはありますが、オートキャンプもやめたわけではないので、そちらで解消すればいいだけです。そう考えると、デメリットを補ってあまりあるメリットが自転車ソロキャンにはあると思うのです。
この記事を読んで、一人でも多くの方が、自転車ソロキャンを始めてみようかなと思ってくださったら、それ以上の幸せはありません。
まとめ
まずキャンプ自体に、自然の中で癒やされる、旅行体験として格別なものがある、ギア収集が楽しい、自分なりのキャンプを確立できるといったメリットがあります。
またキャンプの中でもソロキャンプには、大きく3つのメリットがあります。
日程調整が不要
自分の好きなことを自分の好きなときにすればいい
メンタルが強くなる
さらに自転車でソロキャンを行うとなると、次の5つのメリットが発生します。
お金がかからない
手軽
制約が多いことで創意工夫の楽しみが湧く
達成感がより大きい
健康になる
近場の限られたキャンプ場しか行けない、雨にやさしい、人との交流がなく寂しい――といったデメリットもありますが、それを補ってあまりあるメリットと魅力が自転車ソロキャンにはあります。
あなたも自転車ソロキャンを始めてみませんか?
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キャンプ歴30年以上、ソロキャン歴5年の(2024年6月現在)みゆひょんこと森川ミユキです! キャンプできる場所って意外と近所にありまして…
自分のしたいことと向き合うことで、わたしはしあわせになれたと思っています。わたしの生き方を知って、ちょっとでも癒やされる人がいればいいなあという気持ちで書いています。スキやフォローは本当に励みになりますので、よろしくお願いいたします。