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動いていれば不思議が起こります
ALOHA! みゆひょんでーす♪
わたし、禅とか占いとかが大好きでして、そういう意味では若干スピ系なんですけれど、ただ神頼みで運が開けるとは思ってないのですね。その割には神社とかで熱心にお願いしたり、おみくじに一喜一憂したりしますけれどw
だから引き寄せの法則みたいなお話はあまり信じておりません。また量子力学の波動方程式(というのがあること)は知っておりますが、スピ系の方々がおっしゃる波動みたいなものはちょっと・・・と思っております。
さてnoteとかに一生懸命コンテンツを載せている方々の中には、なかなか芽が出ないなあと感じておられる方もいらっしゃると思います。
わたしもnoteでは別に芽が出ているわけではないのですが、それでも書き続けるといいことがありまして、もしかしたら励みになる方もおられるのではと、あくまでわたしの個人的な体験ではありますが書いてみることにしました。
スキやフォロワーを増やしたい方にはあまり参考にはなりませんが、人生を打開したい方には多少の参考になるかもしれません。ただ若干スピなお話ではあります。
お尻に火がついたわりには
わたしは42歳の誕生日の翌々日に独立してからもうすぐ18年、ライター専業になってからはもうすぐ10年になろうとしております。そこそこがんばっておりまして、国民健康保険の納付額がきついなあと思うぐらいには稼いでおります。
それが一昨年の中頃に、それまでの数年間、売上の半分をもらっていた出版社があったのですが、そこの社長のやり方が気に入らなかったので、取引を辞めたのですね。切られたのはこちらですけれどw、「お宅の社長のやり方が気に入らないので、それを変えないと今後は仕事しない」と言い放ったわけですから、こちらから切ったも同然です。
それで、昨年はかなりの減収となりはしましたが、まだ勢いがあったころの余韻もあり、何とかしのいでおりました。
ただ夏ごろからジリ貧感もありまして、何とかしないといけないなあと感じ始めていたのです。
ところが、お得意さまの会社もいくつかありまして、コンスタントにお仕事をくださいますので、新しいことを始めないといけないと思いつつも、半年ぐらい流されておりました。
そのうちお得意さまのうち1社からのお仕事が滞るようになりました。一方で新規顧客ができません。1年近く新規顧客ができないのは、久しぶりのことでしたので、さすがにお尻に火がつきまして、とりあえずアカウントのあったnoteにいろいろ書くことだけでもやることにしたのでした。
尻に火がついたわりには呑気だな、と思われる方もいるでしょうけど、わたしにはそれなりの勝算(ただし根拠無し)があったのです。
ジリ貧のときにわたしがすること
というのは、過去にどうしたらいいのかよくわからなくなったときは、とりあえず何か発信したら、そのうちお仕事がやってくるということが多かったからなのです。
それもわたしの発信を見て、そのリアクションとしてお仕事が来たということはほとんどなく、なぜか急に立て続けにお仕事が舞い込むということばかりだったのです。
正確にいうと1度だけ、これはライター専業になったきっかけでもあったのですが、「応募する」ことで打開したことがあったのです。ですが、それはまた別の機会にお話しできればと思います。
ということで、このたびもこのままではヤバいということで、先月のはじめぐらいからnoteに書きまくり始めたら、わたしのnoteなどぜんぜん見ていない人たちから立て続けにお仕事の依頼が来るようになったのでした。
理由はわかりません。考えられるとしたら、noteという海に小石を投げていたら、お仕事の依頼をくださる人たちのもとへさざ波が伝わったということぐらいでしょうか。
それこそスピ系の波動みたいな話をしているのは重々承知なのですが、本当にそのぐらいしか考えられないのです。
行き詰まっているときは・・・
ただですね、わたしのやっていることはまったく無意味かというとそうでもないのです。
デール・カーネギーをご存知の方も多いと思います。自己啓発系セミナーの元祖のような人で、その辺の自己啓発セミナーで言われているようなことは70年以上前にカーネギーさんが言っていたことばかりという人です。
仕事が行き詰まっている人や対人関係で悩んでいる人は、カーネギーさんの主著である『人を動かす』と『道は開ける』を読めば、あとは要らないかもしれません。わたしはその手の本を100冊以上読みましたが、結局心に残っているのはこの2冊だけです。
その『道は開ける』に書いてあったのですが、人間行き詰まっているときは何でもいいから行動しなさいと。とにかく目の前のことに取り組むんだと。目の前のことがなければ自分で作るんだと。何もしないで悶々としていても鬱病になって自殺したくなるだけなんだと――他にもいろいろ良いことが書いてあったとは思うのですが、わたしはそのように受け取ったんですね。
東日本大震災のあとに、10社ほどあったコンサル先が1社しか残らなかったという、なかなかひどいどん底を味わいまして、そのときはマジで死にたかったんです。震災後の社会不安もすごいものがありましたし。
そのとき読んでいた本にカーネギーさんの『人を動かす』が紹介されていたのです。自己啓発系の本を読むような感じでない(ちょっと斜に構えた感じの)著者さんだったので、とても興味を惹かれました。主著が上の2冊だと知り、両方とも買って貪るように読み、特に『道は開ける』に感銘を受けて、とにかくあがいたんですよ。そうしたらいつの間にか何とかなっていたという体験をしまして、それ以来行き詰まりそうになったら意味など考えずにあがくことにしたというわけです。
で、今回も何とかなりそうということなんですね。
元気があれば何でもできる!
もう1つあったのは、先月はけっこう落ち込んでいたので、何か元気が出そうな映画が見たいと思い、Amazonプライムビデオで探していたら『アントニオ猪木をさがして』というのがあったんですよ。
わたしは昨年還暦を迎えましたので、アントニオ猪木といえば、なんとなく人生の師匠みたいなところがあるんですね。で、さっそく見たのですが、それこそ涙が出るぐらい感動しまして、猪木さんの「元気があれば何でもできる!」という言葉を思い出したわけです。
そのころはnoteで稼ぐ方法みたいな有料コンテンツも見たりしていたのですが、その真似をしようとしてもどうも元気が出ないんです。あまりやりたいと思わないことばかりでしたので。だったら自分の好きなようにしようと開き直ってテキトーなことを書いていたら、変なやつが変なことを書いているなあと思ったんでしょうね、わずかですが新しい読者さんがつくようになったんです。
そうするとやっぱり元気が出ますし、これまでも何とかなってきたんだから、今回も何とかなるだろうという気持ちになってきたんですよ。
それが、またしてもスピで申し訳ないですが、さざ波となって伝わり、お仕事の依頼が立て続けに来るようになったのではないかと思うんですね。
ダメなとき効率を求めても深みにはまるだけ
「鰯の頭も信心から」みたいな話です。真に受けて、好きなことばかり書いていたらますます先が見えなくなったと言われても責任は負えません。
とはいえ、「悩む暇があったら動け」と「元気があれば何でもできる!」は本当だと思います。
ダメなときに、効率的に無駄なく成功への一本道を行こうなんて思っても、それこそ深みにはまるだけです。独立して20年近く、そんな人を何人も見てきました。
自分は何をしたかったのかとか、自分が本当に欲しいのは何なのかとか、そういうところを外さないことが大事な気がします。
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