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重苦しいウィッグはカットしてもらおう

女装術としてはちょっと上級編ですが、最近やってもらったばかりなのでレポートも兼ねて。

安いファッションウィッグは重くてまとまらない

安いファッションウィッグである程度長髪のものは、毛が多い上に、人毛よりさらさらしているので、重くてしかもまとまらないものが多いと感じます。

少なくともミユキが過去に買ったウィッグはだいたいそうでした。なのでショートを買うことが多いのですけれど、ある程度長い髪の持つ女らしさにはどうしても憧れます。

自由に髪型も長さも変えられるのがウィッグの最大のメリット。それに、あくまで私の持論ですが、「女装の9割はウィッグで決まる」と思うのです。

うーん、またお金をドブに捨てた?

今年の夏にウィッグスタンドハンガーを買ったんです(写真)。

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以前は丸めて置いていたんですが、なんかウィッグに対する愛情がないような気がしまして。

3個セットだったのですが、当時私はウィッグを2つしか持っていませんでした。だったら、安いのでいいから1個買おうと、栗色のストレートでセミロングのウィッグを買ったのでした。

これが毛が多くて、ブラッシングも大変なぐらい。そしてかぶってみたら、さらさらすぎてすぐ前に髪が落ちてきます。栗毛の貞子みたいになっちゃうんです。

安いとは言え、3,000円ぐらい。お金をドブに捨てちゃったかもと反省しました。

重い腰を上げて

昔から、セミロング以上の長さのウィッグでいいのに当たったことがありません。お店で買うときも試着せずに見た目で買うことが多いので、通販とあまり変わりません。特にドンキやハンズなどで買うときは、そうなります。

ストレートだからかなと思って、ウェイブさせたタイプのも買ったことがあるのですが、これが見事におばちゃん・・・。もったいないけど、すぐに捨てました。

昨年もセミロングのストレートで同じ目に遭いました。

ただ良い感じではあったので、捨てるに忍びず、そうだ美容室でカットしてもらおう!と思ったのです。

その顛末がこちらです。

大正解でした!

それでこの夏に買ったウィッグもカットしてもらうかと思ったのですが、ウィッグの価格が安すぎて、カット代がもったいない気がしました。

それが12月27日に今年の女装納めということで、朝からしっかりメイクし、昼から家で飲んだりしていたので、すっかり気が大きくなりました。「よし、カットしに行こう!」ということになったのです。

カットして大正解!

同じ美容室に予約無しで行き、「昨年ウィッグをカットしてもらったんですが、憶えていますか?」と尋ねました。「もちろん憶えてますよ!」。要するに、そんなお客は珍しいということです(笑)。

「30分ほど待ってもらえれば」と言うので、ぶらぶら買い物に行って、戻ってきました。カット時間は1時間ちょっと。2回目なので、美容師さんとのお話も弾みました。

カットしてもらって大正解でした。

冒頭の写真が、ビフォー→カット中→アフターです。ずいぶん軽くなったのが分かると思います。

その日は大人しく家にいるつもりだったのですが、うれしくなってしまって、飲みに出かけてしまいました。お店の人も「なんか茶色いほうが自然!」と褒めてくれました。

お店選びのコツ

女装外出がままならない方に、女装して美容室に行き、ウィッグをカットしてもらえと言ってもちょっとハードルが高いでしょう。

ですがウィッグを持っていって、カットしてもらうのは可能ではないでしょうか。

カットしてもらう際には、かぶるのがオススメです。美容室は長髪の男性も多いので、それほど変でもないかと思います。

ただできれば女装してメイクしたほうが、似合うかどうかが分かりやすいと思います。それにその方が圧倒的に楽しい♪

実際にやってもらった感想では、美容師さんは美しくなりたい(なれるかは別としても)人の味方です。ですので偏見がない人が多いと感じます。

ただお客様の中には偏見がある方もいるかもしれません。ですので、何人もの美容師さんが働いている大きなお店や、中がよく見えるようになっているお店は避けた方がいい。

個人経営で、2~3席ぐらいしかない小さな美容室がオススメです。

美容師さんはプロです。髪型も整えてくれます。合わないウィッグを買っちゃったなと思っても、あきらめずに是非チャレンジして!

自分のしたいことと向き合うことで、わたしはしあわせになれたと思っています。わたしの生き方を知って、ちょっとでも癒やされる人がいればいいなあという気持ちで書いています。スキやフォローは本当に励みになりますので、よろしくお願いいたします。