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基礎代謝増加は内臓の活性化が鍵

こんにちは。
カラダのコンサルタントのMiyukiです^^

トレーニングやダイエットをしていると
「(痩せるために)筋肉つけて基礎代謝増やしましょう!」
みたいなことを言われたり、聞いたことありますよね。
知っているようで知らない基礎代謝のお話です。


1日の総エネルギー消費量

はじめに、、1日の総エネルギー消費量はこんな感じです。
食べ物を摂ることで得られるエネルギー摂取と
身体を動かすことで使われるエネルギー消費の収支バランスによって身体を保っています。

1日の総エネルギー消費量

◼︎基礎代謝
心臓や呼吸、体温維持など生きていくために無意識に行われる活動に最低限必要なエネルギー。

◼︎活動代謝
日常生活での動作や運動など、身体を動かすときに使われるエネルギー。

◼︎食事誘発性熱産生
食べ物を消化吸収する際に消費するエネルギー。

60%も占める基礎代謝、生きていくために無意識に行われる活動に最低限必要なエネルギーが増えると良さそうですよね。

筋肉量が増える≠代謝が増える

一般的に言われてる「筋肉をつけて基礎代謝増やしましょう」という言葉。
この場合の筋肉は一般的に骨格筋を指しますが、基礎代謝とは「安静時における異化作用(代謝)」です。
そして骨格筋は活動時のエネルギーに影響します。
ということは、筋肉量が増えることで安静時における消費エネルギーが激増するというわけではありません。
まぁ"少し増える"くらいでしょう。

骨格筋の量が増加した場合、
動作を行った時に働く筋肉量が増加前と比較して単純に多くなるので、活動代謝には大きく影響すると言えますね。
しかしこれは「基礎代謝を増やして代謝を増加」ではないですよね。

また、骨格筋の量が増えていなくても運動を行なっていれば、筋肉は活性化するし末端の毛細血管まで血液循環も良くなります。
体温が上がりエネルギー発散が多くなり、基礎代謝が向上するという現象が起きます。

基礎代謝の内訳

全体の消費エネルギー量の60%を占める基礎代謝の内訳知ってますか?

※参照 厚生労働省e-ヘルスネット

骨格筋の割合は22%で骨格筋以外の占める割合は78%もあるんです!
そして、肝臓・心臓・腎臓の主要内臓の割合は38%
骨格筋の2倍近くあります。

内臓筋は主に消化・吸収時の蠕動運動などによってエネルギーを消費します。
この活動は自律神経に支配されていて、安静にしている時、眠っている時、24時間ずっと行われています。

まとめ

基礎代謝を上げるためには内臓の働きを正常化・活発化することが1番の早道!
そのためには、生活リズムを整える・自律神経を整えることが必要です。
その自律神経に唯一働きかけられるのが呼吸。
呼吸のことは別記事でまとめます^^


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前田みゆき
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