秩父ミューズパーク、紫陽花と蛍。
ずっと気になっていたミューズパーク。
車の運転中に『→秩父ミューズパーク』と看板を見ては楽しそうだなぁと、名前しか知らないのに、気になっていまして。
この日は雨が降ったり止んだり。夕方からふらりと行ってみました。
紫陽花シーズン。パーク内の道沿いには紫陽花が。
紫陽花は雨の方がやはり素敵に感じます。水が滴って、ツヤツヤしていて綺麗。
紫陽花って、ぽてっと丸い手毬みたいで可愛くて綺麗でずるいなぁといつも思うのです。そしてついついアップの写真ばかりに。
たくさん咲いてたんだよ!と言うには全体像を撮るべきなのだな、と後から気づきました。私、物事を語るにも、どうしても細部から話す癖があるみたいです。後から気づいて全体像を話してから、そうだ大枠とか前提の話が先だ、って気づくのです。
写真も話し方も、どちらも気づいたからには今後は修正していけそうです。
そしてこちらも細部しか撮っていない写真。
ただの家にしか見えないじゃないか!!
いえいえ、こちらは秩父ミューズパークにあるPICA秩父のコテージなのです。ミューズパークの中、泊まれるんですね。
星空が見えるタイプや、ワンちゃんと一緒に泊まれるタイプもあるようです。
焚き火台やピザ釜が付いていたりして、1泊1〜2万円程度。なかなか贅沢なこともあり、品の良いお客様が多いように見受けられました。
団体利用でもみんな一緒にバーベキューが出来るスペースもあったり、なかなか楽しそう。
我が家はテントを張ってのキャンプ専門なところがあるのですが、コテージ宿泊もしてみたいなぁと…いつか。いつか。
そして秩父ミューズパーク、蛍が見られるのです。
祭り感はあまりないんですけども。看板がポツポツと立っていて。ほんとに出るのかな?とやや怪しみながら会場へ。
暗くなるのをしばらく待っていたところ、我々以外に待っていたカップルが、出ましたよー!とお知らせしてくれました。
暗闇にボゥっと光る蛍ー!
この子は弱っていて、踏まれそうなところに縮こまっていたのです。踏まれないところに移そう、と手のひらに乗せて4人の大人が真剣に蛍を観察……
手のひらで観察した蛍は、案外LEDっぽくパキッと光ってる印象でした。しかも光っている所は直線的な形で、ホタルの体にブロック型のライトがくっついてるみたいな人工的な印象すら。
それが少し離れた木や葉に反射してボゥっと光ったり、飛んでいる残像でボンヤリ見えたり。自然界って不思議ー、とありきたりな表現になりますが、生き物が発光しているのは、やっぱり不思議だし神秘的。
飛んでいる蛍の残像を撮影するとこんな感じ。
点滅の長さも個体差があって、光っぱなしのもいれば、点滅が早いものも。すぐ消えてしまうのもあれば、長く光っているものもあり。
川沿いに通路を作って観察会場にしてあるのですが、会場以外の川でも蛍は生息していました。
ミューズパークの蛍祭り自体は7月10日で終了しているそうですが、まだもう少し見られるかな…?と感じました。
帰り際にミューズパークの北口にある旅立ちの丘から、夜景を見下ろしてきました。
山に囲まれた盆地に秩父があるのがよーく分かります。
夕方から訪れたので、園内のレジャーを堪能できていないので、再訪します。カートがあったりプールがあったり、とてもとても広いのです。
長瀞同様、近場にこんなに楽しめるところがあるとは……秩父、まだまだ遊び尽くせません。