見出し画像

量り売りしてくれるとか…!素敵です!

秩父市にある酒屋さんででのできごと。麻屋商店という、呉服屋さんのようなお名前の酒屋さん。

1瓶買うには悩むようなウイスキーやラム、ジンなどなどステキなお酒が量り売りされているのです。
我が家の夫は全くアルコールを摂取しないので、私一人で飲みきれる量なんてたかが知れております。

量り売り。
なんてステキなサービスでしょう。
ちょっと飲んでみたい、と軽い気持ちで挑戦できるほどたくさんは飲まない私にはサイコーです。

レジ前に置かれたお酒達。どれから買っていいのか分からなかったハイアルコールの蒸留酒サマ達が並んでいらして、それはそれはテンションが上がったのです。

完全に買うモードのスイッチが入ってしまいまして、どのウイスキーを買おうかしらと挙動不審。観光の…方ですか…?と店員さんが話しかけてくださいました。
お土産用なのか、お家で飲むようなのか、好みとか用途とか、お酒を選ぶのって色々な目的がありますよね。
5月に引っ越してきたことなど諸々話しながら、ウイスキーを選ばせてくだくことに。完全にお家用です。

秩父では毎年2月にウイスキー祭りが行われます。せっかく近くに引っ越してきたのだから、来年からは参加したい。お祭りに参加する前に、ウイスキーの勉強がしたいけど何から飲んだら良いか分からない……と思っていたところです。
ウイスキーについては、麻屋商店さんでもウイスキーワークショップを行っているとのこと。月一毎月、というわけでは無さそうだけど、Facebookページで公表されていました。色々飲み比べたり、知識を入れていくには良い機会になりそうです。

さて、どのウイスキーにしようかしら。シーバスリーガルとかラフロイグとかは飲んだことがあって…と言いかけたところで、見つけてしまいました。

オカメインコが鎮座したボトル!!
麻屋さん、残りが少なくなると、ボトルごとお持ち帰り可能、ということで。50mlから購入できる量り売り、のこり100mlなのでこちらはボトルごと頂いてしまいました。
ただ、このオカメインコボトル様、ウイスキーじゃなくて、ラムでして。ウイスキーを買いに行ったけど…まぁいいか!

と、ウイスキー縛りがなくなったところで、秩父らしいお酒があるよ、と勧めてもらったのがこの2本。

「秩父葡萄火酒梅」秩父産のぶどうを使って作ったワインを蒸留してブランデーにし、さらに秩父産の梅を漬け込んだブランデー梅酒。

「秩父米」秩父のお米を使って、秩父のお水を使って作られた日本酒。通常の秩父錦は秩父のお米以外も使われているので、こちらの秩父米は秩父スペシャルですね。

秩父に越してきたばかり、ということでこの2本は響きそうだな、とおススメしてくださったみたいです。

秩父には、日本酒、ウイスキー、ワイン、焼酎…いろんなお酒を作ってる酒蔵が集まっているんだよ!と聞いて、改めて引っ越して良かったなぁと思いました。

帰ってから記念撮影しようとしたところ、大きなボトルは怖いらしく、かくれんぼ状態でした(笑)

結局ウイスキーは買えていません。目的はウイスキー…だったはずですが、ステキな接客のおかげで楽しくお買い物ができました。
私の性格的に、目的がズレてしまっても、素敵な話が聞けたり、素敵な人との触れ合いを通して満足感を得るらしい、ということが浮き彫りになりました(笑)

麻屋商店さん、ありがとうございました。
次こそはウイスキーを買いに、また伺います!

いいなと思ったら応援しよう!