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私はクリエイターになれなかった〜3年目シーメイトの気付き
「私、クリエイターにはなれないかも〜〜〜〜!!!」と、気づきました。正確に言うと、デザイナーやライターのようなクリエイター気質ではないような気がしています。文字だけ見るとネガティブに見えるかもしれないですが、かなりスッキリしています。
女性向けキャリアスクールSHElikesに入会したシーメイトさんの中には、「いろいろやってみたけどどれもしっくりこない」という方もいるのではないでしょうか。実は私もその一人でした。
でも、それでもいいんです。きっとあなたは「クリエイター」ではなく、その上のお仕事が合っているかもしれないから。気づけばシーメイト3年目を迎えた古株の話を読んでみてください。読めばきっと心が晴れるはず。
フリーランス=クリエイター?
私が女性向けキャリアスクールSHElikesに入会したのは、地方在住でも在宅ワークができるフリーランスになりたかったのがきっかけ。
学生時代からお付き合いしていたパートナーが将来的に地方で働きたいとずーっと言っていて、結婚したらパートナーについていけるように準備しておこう(勝手に)と思っていたのと、私としても東京で働くのは3年くらいで、あとは地方でのんびり暮らしたいと思っていたから。
フリーランスのイメージは、Webデザイナーとかライターとか動画編集者のような「クリエイター」。私もなにか作れるクリエイターになるぞ!と意気込んで、SHElikesに入会しました。
ライターが向いているかも
最初はデザインから取り組みました。バナーデザインの次はHP制作もやってみようと思ったけど、コーディングが苦手で挫折。とりあえず、バナーだけはお仕事チャレンジに挑戦してみて、なんとか2回目でノミネートしてもらいました。
次はライティングに取り組んでみましたが、コース課題が全く進まなかったんです。 「とりあえずコンペに挑戦してみてからだ!」といきなりコンペに挑戦したけど、SEOの知識がまったくなかったのでもちろん撃沈・敗北。悔しかった気持ちがコース受講の後押しになって、ライティング入門・SEO・インタビュー・エッセイの課題を一気に終わらせられました。ライターコンペは8回くらい挑戦して3回入賞できたので、そこでライティングのお仕事獲得をしようと動き出しました。
他にもマーケティングとかも受講してみたけど、課題の感覚とかコンペの結果から、ライティングが合っていそうだなと思って、ライターを目指すことに。
本当に私は「ライター」なのか?
ご縁に恵まれて、知り合いのライターさんからライター案件をいただけました。ですが、SEOや取材記事に取り組んでも、なかなか執筆が進まず、追いかけるよりも追われるような形になってしまったんです。
「ああ、ちょっとこんな風な自分は好きじゃないかも」
「書くことが好きならもっと追いかけられるはず。こんな私は本当にライターなのかな?」
と疑問を抱くように。ライターになりたかったはずなのに、実際には積極的に動けていない自分がいることに気づき、モヤモヤしていたんです。
「そもそも」を考えるのが楽しい
そんなとき、ふとSNSクリエイティブコンペに挑戦したときのことを思い出したんです。ノミネートしたこと自体は嬉しかったけど、制作過程はあまり楽しいと感じられなかったなと。細かなデザインを考えるより、案件を提供している企業分析をしたり、「必須テキストの情報はこれでいいのかな?」とか、「そもそも」を考える方が楽しかったなと少し思っていました。
それでいうと、他にも広報のお仕事もしているのですが、採用広報ということで戦略から実行まで担当させていただいています。その中で、どんなターゲットに向けて何を発信するのか、発信した結果から次はどんなコンテンツが良さそうか、など戦略を考えるのは自然とできることだし、書籍を読んだりして実際に考えるのは楽しいと気づきました。一方、フィード投稿やリール動画制作など、戦略をコンテンツに落とし込む実行の部分はちょっと苦手だなと感じました。
いろいろ取り組んできたけど、私ってクリエイター気質じゃないのかも、と少し感じるように。
私はクリエイターではなく、本質を掘り下げる人
これまでコンペや実際のお仕事に取り組んで感じたことをChatGPTに伝えてみたら、こんな風に教えてくれました。
あなたは、「クリエイティブ作業そのものよりも、その背景や目的を明確にしたい」というタイプです。これは、 論理的に物事を整理し、全体の価値を引き出す力 に直結しています。
→ この特徴は、ブランディングやコーチングなど、「本質を探り、価値を引き出す仕事」にピッタリですね!😊✨
ここで、やっと「私はクリエイターにはなれないんだな」と、すっと腑に落ちました。「自分には自分の強みがあるじゃん!」と素直に受け取れるようになった気がします。意識していなかったけど、戦略的に考えられることが自分の強みと自覚を持てたので、その方面に舵を切りたいと思います。
強みを活かしてブランディングやコーチングの道へ
自分の強みは「論理的に物事を整理し、全体の価値を引き出す力」こと。
これは、SHEコンペやお仕事の経験を通じて見つけられました(実際にはArchNurseというコミュニティ活動や自分の結婚式のコンセプト設計が楽しかったことも含まれますが、長くなるのでまた別の記事でまとめます!)。
結果的に、デザイナーやライターなどクリエイター向きではないと思うと、ネガティブに感じるかもしれません。でも、戦略や企画を考えたり全体の方向性を決めたりするような上流の仕事が合っていることが分かりました。
SHElikesに入会したからこそは、クリエイターになりたいと憧れていたけど、私はクリエイターの気質がなかった。でも、これできれいに見切りをつけられそうです。
次に進みたい道は、ブランディングとコーチングです。(これも書くと長くなるので、別記事にまとめたいと思います!)2025年からは、新たな方面で活動していきたいと思います。
クリエイターになれない、のはネガティブじゃない
この記事を読んでいるシーメイトさんは、きっとコンペに参加したり実際のお仕事に取り組んでみても、なにかしっくり来なかった方なのではないでしょうか。
もしかしたら、あなたも「クリエイター」ではないのかもしれません。でも、それは別の可能性があるということ。決してネガティブなことではなく、一つの道がなくなったことで進むべき道が明確になるので、めちゃくちゃ明るいことなんです。
クリエイターになれなくてもいい。取り組みの過程を振り返れば、きっとあなたの進むべき道が見えてくるはず。それは、もしかしたら私と同じで、上流のお仕事かもしれないですね。