秋の匂いは、金木犀。
台風19号が過ぎ、
備えにと買い置きしていたお水がたんまり。
何事もなかったように過ぎる日々。
被害に遭われた方が1日でも多く
望む暮らしができるように心ばかりのお手伝いと応援を。
出来る限り、人手が必要な地域に、
少しでもお手伝いに行けたらいいな、と思っています。
ここ最近は、毎週末のように台風や雨雲に左右されて
思うように動けない日々が続いているね。
悲しいことや憂鬱なことが続く中、
ちょっとした嬉しい訪れがあったの。
冷たい風と一緒に香る秋の匂いは
金木犀。
金木犀の花言葉は
"謙虚"
"真実の愛"
街を歩いているとふわっと香る金木犀に
秋の訪れを感じて愛おしくなる人は沢山いるのに
どこにあるのかわからない。
そして気付かぬ間に、
朝、窓を空けても香ることはなく
でも寂しくも感じることなくなっている。
それに気づくのはいちねんご。
またこの季節がやってきたときに
ああ、もうこの季節か、と。
そんな花。
この花に出遭うのが毎年の楽しみで。
来年もまた出遭えますように、と
もう願ってたりする。
話は変わり、
先日、おばあちゃんとおじいちゃんのお家に4年ぶりに遊びに行ってきました。
人生の覚えている限りでここにきたのは
たったの3回目。
なのに、何故かここが帰ってくる場所だとかんじられる
懐かしくて愛おしい場所。
80歳になるおばあちゃんは
いまでも毎日夜の1時間はゴルフの球拾いに行っていて
84歳になったおじいちゃんは
もう足腰が悪いけど毎日コーヒーを飲みにお散歩してる。
4年前に見た時よりも
白髪が増え、歯が減ってしまったし
ちょこちょこ歩きになったね。
おばあちゃんも元気だけど
やっぱり歳、とったんだね。
あと何度会えるかわからないから
会えなくなってしまったときに、
後悔しないように。
おじいちゃん、おばあちゃんにも。
そして金木犀にも。
たくさんの人がまた一年後、
ああ、この季節が来たなぁって
愛おしく思えますように。