マンガを読むのが面倒な年頃
小3でりぼんを毎月購読するようになって以来、
それなりに読んでいるマンガ。自己形成に影響を受けた5作品は
有閑倶楽部、ベルばら、オル窓、あさきゆめみし、CITY HUNTER
(ベルばら&オル窓以外はリアタイ組)です。
以前は何とも思いませんてしたが、超ド近眼&ほぼ100%モニター業務&通勤・移動中は気力体力の続く限り読書と、眼を酷使した影響が40歳見えかかりの頃から出始めまして、マンガを読むのが面倒になりました。
学生時代に友人が
「マンガは読むのが面倒。活字も絵も見なければならないから」
と話していて「何言ってんだ?」と若かりし自分は思いましたが、
20年を経て彼女の言葉を理解しました。
※彼女はマンガを読んでこなかったため慣れていないだけで老化ではない
読むことが面倒になったと気付いたきっかけが「チェーザレ」。
簡単に言うとイタリア版信長の一生(…説明が乱暴)。
塩野七生氏をはじめ、色々な方が記してます。マキァヴェッリも。
探すの面倒で「塩野七生ルネサンス著作集」※ を予約してまで買って読んだ私が食いつかない訳ない作品です。
※出版社バラけていた&一時絶版本があった
何より絵が美しい。かつ情報量も多い。
私は最初にさっとストーリーを把握するため(せっかち)、ざっくり読んでからじっくり読むタイプなのですが、絵も文字も情報量多すぎなこの作品、ざっくり読めないのです。
一冊の読みきった感が凄いです、色々吸い取られる感が(私だけ?)。
マンガを読むのが面倒に感じるようになっても、続きを楽しみにしているお話の一つで、単行本が出るたびにイタリアルネサンスワールドを旅しています。無事完結することを祈ります。
雑誌には不定期連載でほぼ一年に一冊ペースですが、諸事情により12巻が中々発売にならず、発売から大分経った今年非常事態宣言中に入手。今だ覚悟が決まらず読めてません。
…ここまで書いてハッシュタグに気付く。お薦めマンガでもお気に入りマンガでもなく「マンガ感想文」。。。覚悟を決めてイタリアルネサンスの世界へ行ってきます。