ハープをはじめたのは2(再開できた)

その後数年間は人生漂流中、海外に長期滞在などもしていて空白期間になっていました。(この間のことはまた書くことがあるかな…)常に家に置いたままの小型ハープ(イヴ)のことは気がかりで、それでいて、自分で自由に楽しめるほどまだ弾けるわけではない。調律もしてないで置きっぱなしなんて、楽器がかわいそうだ…。けれど何か弾こうとしてみると、まったく弾けなくてがっかりするばかり…(ハープで弾きたかった曲はたくさんあるのに…。小型ハープだと弦数が少なくて、アレンジが必要だったり、そもそも指がまだ動かないレベルの初心者状態)で、余計にハープから遠のいてしまう…。この状態が長く続きました。楽器のこと考えたら、誰か弾ける方にお譲りした方がいいんじゃないかとも思ったりもしましたが、なぜか、弾けなくても自分の楽器のことは大好きなのです!わりと断捨離的なことは好きなわたしでも、この楽器を手放したいとは思えなかった。まとまった曲が弾けなくても、時々手に取って弦をはじくと、とても美しい響きをさせてくれるのです。

自分の人生の方向性も決まってないのに、ハープとか習ってる場合じゃないんじゃないかという心のストップもありました。けれど、ハープは生かしたい。独学のままでは挫折するし、楽器の扱いも実は不安になっていることもたくさんある。これはもう一回どなたか先生を見つけよう。とにかくわたしのこの小型ハープでも、シンプルでいい、自分の好きな曲がいくつか弾けるようになるくらいにはなってみたいと思いました。

昨年の春頃コロナの緊急事態宣言などが出された後に、たまたまオンラインで無料体験レッスンをしてくださっていたいまの先生を見つけたことをきっかけに、無事ハープを再開できました。(よかった…。)ここからまた別のジレンマも始まるのですが…(続く)





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