個育てコミュニティーにかけた思い
子育て中のママ・パパたちへ
0歳児の赤ちゃんから2歳児のイヤイヤ(何でもやりたい)期。
小学生の口の悪い時期や、高学年に入った思春期・・・様々な年齢の子どもたちと共に暮らすママ・パパ。
子育て楽しんでいますか?
私は今『個育て』を楽しんでいます。
離婚して、娘と二人暮らし。
頼れる実家もありませんが、仕事をしながらのワンオペでも辛いと感じることはありません。
もちろん「辛い瞬間」はありますよ、でもすぐに解決できるんです。
そんな私が今回、個育てコミュニティーを立ち上げた経緯について少しお話させてください。
自分自身の孤独を感じた弧育て
出産後、誰しもがぶつかるであろう授乳→睡眠不足の壁。
皆さんはどうやって乗り切りましたか?
私は正直「聞いてませんけど???」と思いました。
出産の痛みは何となく想像もついたけれど、授乳の辛さも眠れないこともこんなにバランス崩れることも誰も教えてくれなかったよ・・・と思いました。
それは周りに出産経験のある人が少なかったことも影響していたかもしれません。
その時の私の葛藤は、「日本のママはこうあるべき事情」をご覧ください。
弧育てを個育てに振り切った瞬間に一気に世界が変わりました。
子どもひとりひとりに「個」があり、育てる私たちにも「個」があるから正解なんてないんだ。
個育てはお互いの個性を育てる時間。
自分という一人の大人が出産という人生が大きく変わる転機に、もう一度
ありたい姿、一人の「人」として自分と向き合うチャンスだと解釈しました。
変化・成長できる時間を子どもが与えてくれていると思っています。
家にいる小さい人にはできないことがたくさんあります。
でも与えてくれているきっかけやチャンスはそれ以上にあります。
だからお互いGive&Give、個を育て合う時間に恵まれているのです。
個育てが弧育てに戻りそうになった瞬間
私は子どもが2歳を迎える前に別居しました。
同時に待機児童になり、退職もし、職なし家なしの状況でした。
元々保育園を運営する会社に勤めていたのに、保育園に入れなくて退職。
なんのカルマですか?と思いました。
そこで同じように保育園に入れず働けない保育士もいるのではないかと
事業所内保育所の経営を決意。
離婚と起業を同じ時期にしました。
一人で家を借りて、起業の準備をして…入れる保育園もないから赤ちゃんおんぶして行政に質問にいきました。
思い返してもどこからそのパワーが出ていたのかわかりません。
娘に保証されていた明るかったはずの未来を何とか取り戻すのに必死だったのだと思います。
この時はまだ「個育て」ができていました。
辛いときは、限界です!助けて!!って言える母がいました。
フルタイムで会社の役員で働いていた母は忙しいながらも私の起業する姿を応援してくれましたし、時に娘を預かってくれたりもしました。
そんな母が急に他界するとは思ってもいませんでした。
ある日病がわかってから母がこの世を去るまで3か月。
その時はまた弧育てに逆戻りしそうになりました。
なぜそうならなかったのかというと「助けて、辛い」と家族以外に言えるようになったからです。
人はみなそれぞれに違ったスキル・強みを持っています。
そしてほとんどの人が誰かの役に立てることに喜びを感じます。
ずーっと「助けて!」っていうのは格好悪い、人に迷惑だと思って生きてきました。
今では家事ができないときは外注しますし、子どもを預かってもらわないと困るときは友達にお願いしたり。仕事で分からないことがあれば人を頼りますし、苦手なものは得意な人にお願いします。
そんな私はこんな場所がほしいなと思いました。
●家族というコミュニティー以外に子育てについて吐き出せる場所。
●経験をシェアしてもらえる先輩がいる場所。
●それぞれの子育てを否定せず、応援し合える場所。
●自分の得意で人を助けることができたりする場所。
●人の得意で自分の苦手を助けてもらえたりする場所。
●安心安全な環境で個育てを頑張っている仲間とつながれる場所
一人じゃない、家族だけで抱え込まない個育て
今を生きる子どもたちは、私たちの未来です。
彼らには広い世界で色々な考えや価値観に触れて自分らしく生きていってほしいと一人の保育・教育に携わる者として思うのです。
そのためには私たち親が自分の「個」を大切に生きること、幸せでいることは必要不可欠。
Happy Kids Happy Parents Happiness for everyone
これは私の会社の理念です。
子どもたちの幸せは親の幸せから、
親の幸せは子どもたちの幸せから。
幸せやハッピーが循環する世の中を創りたい。
そんな循環が生まれたら私たちは幸せです。
このコミュニティーがHappinessの循環する世の中のハブのような場所、
誰かのちょっとした居場所になればいいなと思っています。
私はコミュニティーを創りました。
運営メンバーも集まってくれてコミュニティーを運営しています。
でもこのコミュニティーは誰かのものではなく、今を生きるみんなのもの。
私たち、そしてこれからの子どもたちのの未来のためのものです。
ぜひお気軽に参加してみてください。
まだまだ模索中のコミュニティー運営、一緒に素敵なコミュニティーにしていきましょう!
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?