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叶えてくれたのは「まちなか」の良さを知るおふたり。【まちなか披露宴 実験の記録】

撮影をお願いした清澄白河写真室は、清澄白河に馴染みの深いお二人が行う写真室。

町のことといえばこの方の右に出る人はいない!という清澄白河ガイドさんと、カメラマンさんのユニット。いわゆる雑誌などに載る素敵な場所はもちろんのこと、住人だからこそ知っているちょっとした小道や、生活の一部である道や橋、公園や神社などでの風景で納める写真がとても好きなのです。

初めての出会いは、清澄白河一帯で行われたイベントでのこと。
写真を撮られるのはとても苦手だし、初対面の方に撮られるのは緊張しそうだったのに、この時は全く緊張することなく(というよりいつの間にか撮影してくださっていた)という印象が強かった。あまりにも自然で、珍しく自分のFacebookに写真をシェアしてしまったくらい。笑

「まちの中を何箇所か移動して撮影をしたい」という撮影のお願いのはじめの打合せの日、妄想先行型の私の頭の中ではすでに「企画」となって話が大きくなっていたのです・・・笑

・清澄白河のイベントで仲良くなったご近所さんと写真を撮りたい
・好きなお店を回って、お店の人とお店の前で写真を撮りたい
・決めポーズではなく喋っているところをたくさん撮って欲しい
・似たような写真でも動画を撮るように何枚でも撮って欲しい
・全データが欲しい

これでも十分わがままプランなのに、回りたいお店を後々リストにして送ったら・・・なんとその数14軒・・・!

これはもう1日では収まらない(笑)と、大々的なイベント化したのはこの頃から。(2019年)

で・・・
なんだか大掛かりになりそうな気配がしてきた頃から、一つ大事にしていたことがあります。

「ゆるく無理せず」

これは、結婚の記念という節目にお二人がとても真剣に向き合ってくださったことで、逆にプレッシャーになっているかも・・・と思い、お伝えした言葉でした。

そして自分自身も、企画やアイデアを出すことが好きだったり、好きなことを始めるととことんこだわる性格で、のめり込みすぎて「写真を撮ること」が目的になってしまっては元も子もないと思っていたから。

結婚式というイベントは一度きりのある意味非日常のイベント。それももちろん大事。
だけど、私はそこに至る準備や、結婚を機に大事にしたいもの・人と向き合うこと、夫と色々なことを決めていくことなど、過程の方を大事にしたい、あくまでも日常を大切にすることを優先しようと、心の中に決めていました(一人で笑)

実はこの直後に体調を崩すほど仕事にのめり込んでしまった苦い経験もあり、本当にこの「ゆるく無理せず」は自分自身にも肝に銘じながら進めていくことになりました。

(体調も壊してしまったし、世の中も緊急事態になってきたので、準備は一時中断することに。)

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〜もくじ〜

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