語学オタクのアラ還主婦の英語修行〜番外篇〜
こんにちは。英語オタクの元英会話講師のGerryです。
某英会話学校で教えること10年。様々な生徒さんに出会いました。
今日もそんなスペシャルな出会いのお話。
この10年で出会った生徒さんはどれくらいの人数になるんだろう・・・。
実はちゃんと数えたことはないんですよね。う〜ん、たくさん!!かな。
ほんの数ヶ月のお付き合いの生徒さんもいれば、教え始めてからずっとお付き合いのある生徒さんもいます。始めた時は幼稚園生だった生徒さんが高校生になってるとか、独身のときに出会った生徒さんが結婚・出産を経て母親になっている人とか。Time flies.とはよく言ったものです。
英語大好き幼稚園生との出会い
中でも印象深かったのが、現在(2023年当時)小学6年生のA子ちゃん。
彼女は英語学習にとても力を入れている幼稚園に通っていました。両親ともに日本人。お二方とも特に英語が話せると言うわけでなく、海外経験もありません。
ですが、彼女は英語のセンスを持っていたんですね。ずっとプライベートレッスンで教えていたのですが、吸収力がハンパない!記憶力も抜群でした!
そんな彼女が英検3級に合格したのが、幼稚園の年長さんの時。当時6歳になったばかりでした。まだライティングの問題が出されていない時だったので、作文の指導はしなかったのですが、たくさんの単語を覚えてくれて、長文も難なく読みこなしていました。面接も「楽しかった〜」とのことで、3級は一発合格を果たしました。
小学3年生で英検2級合格を目指す
その後、準2級もクリア。この時点でまだ小学3年生。目標が小学校卒業までに2級合格ということになりました。
もちろん、この合格は私の指導だけの賜物ではありません。彼女はインターナショナルのような小学校に通っているので、学校でもかなりの時間を英語を使って過ごしているのです。そのおかげもあって英検の指導にはあまり苦労しませんでした。
小学5年生で2級に合格
そして、5年生の時に2級に見事合格!確か1次試験には1度不合格になったのですが、めげずにチャレンジ。不合格になっても諦めずに学び続けることって、なかなか大変ですよね。よくぞ頑張ってくれました!そして、かなり難しくなったライティング問題もかなりの高得点でクリア。あの3コマ漫画描写の面接は1度で突破したのでした。
すごい!!
でも、小学5年生の子どもにはライティングのお題はなかなか難しいものがありました。相手を説得するための理論展開も必要ですしね。何度もエッセイを書かせて、添削し、スラスラとアイデアが出るまで繰り返し練習させました。
本をたくさん読むこと、新聞やニュースもたくさんん見ること、日常生活の全てが英検につながることなどを話して聞かせました。
準1級を目指す
2級に合格したので、当然ですが次は準1級が目標となりました。できれば卒業までに取得したい、と。
普段から英語に触れているので、読むことに関してはさほど問題はないと思っていたのですが、準1級はやはり単語のレベルが高い!とにかく単語力をつけることと、ある程度の複雑な文章を読み解くための文法の理解力を伸ばすことを目標にしました。
「マーフィーのケンブリッジ英文法 中級編」これを使って小学生のA子ちゃんに関係代名詞や仮定法、比較・最上級などを教え込んだのでした。
この本は英文法を学び直すのに役に立つと思います。日本語に翻訳されていますが、翻訳されていないものでさらにハードルを上げて学習するのもいいかと思いますよ。
さて、ここまでA子ちゃんを指導してきたGerryですが、家庭の事情で勤めていた英会話学校を退職することになり、別の先生に引き継ぐことになりました。
きっと新しい先生と頑張っていることと思います。
最後のレッスンの日にA子ちゃんは手紙をくれました。便箋いっぱいに英語で書かれていました。大丈夫、A子ちゃんならきっとやれる。
いつか準1級に合格した!!という便りが届くことを待ってます。
学ぶっていいものですね。
さ、皆さんも何か始めませんか?
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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