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語学オタクのアラ還主婦のお片付け騒動記15〜実家篇〜

こんにちは。

数ヶ月ぶりに実家のお片付けをしました。夏の間は暑すぎておやすみしていたので、本当に久しぶりです。

お片付け騒動記も久しぶりの更新です。

さて、

今回のミッションは、手紙の処分です。

物置と化していた蔵(いわゆる土蔵というやつですね)ですが、片付けが進むにつれて出てくるわ出てくるわ、手紙の束!!

早くに亡くなっているので顔も知らない祖父、若くして戦死した祖母の弟、すでに鬼籍にっている祖母と父と叔父と妹の手紙がザクザクと出てきました。
段ボール箱に4箱ほどあります。

手紙って究極の個人情報です。

おいそれとゴミとして出すわけにはいきません。

かといってそのまま保存しておくわけにもいかないので、思い切って処分することになりました。

どうやって??


🔥燃やしました🔥


小川糸さんの「ツバキ文具店」という小説の中に「手紙供養」という言葉が出てきます。1年に1回、不要になった手紙を預かって、文具店の店主がお焚き上げ供養をするというものです。

ちゃんとした作法などはよくわからないけれど、なんかいいなぁと思って真似をさせていただくことにしました。

手紙供養って言葉もいいですよね。

故人の手紙ばかりなので、お焚き上げして空に帰してあげるという感覚です。

ちょうど風のない日でしたので、実家の畑に燃やす場所を作って火をつけました。
本当はこんなことやっちゃあいけないのかもしれないけれど、まぁ田舎なのでみなさん畑でいろんなもの燃やしてらっしゃいます。こっそりちゃっかり便乗しました。

母とふたりで静かに手紙を燃やしました。

どうか空の向こうにいる人たちに届きますように。

また手紙が出てきたらお焚き上げしたいと思います。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

まつばらあやさんの素敵な写真をお借りしました。ありがとうございました。

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Gerry
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