白ゆりテストはいつどこで受けるべきなのか?
白ゆりテストは、岩手県にお住いの方は一度は聞いたことがあるのではないかと思います。
岩手県の高校受験の模試で最も有名で、岩手県内の高校をメインに合格判定ができます。
白百合高校と混合してしまいそうですが、全くの別物ですのでご注意ください。(不要な心配でしょうか...笑)
白ゆりテストは1年のうちで、5回あります。
(新中学3年生の回を含むと6回です。)
偏差値をすごく気にしていて月単位で自分の偏差値の変化を追いたい方は毎回受けることをお奨めしますが、そうでない方のためにどの時期に受験しておくべきかを説明します。
また、受験会場も幅広い選択肢があるので、その点についても解説します。
受験時期
夏から一気に受験がはじまるイメージを持っておいてください。
7月から年末の間に4回実施され、翌年にも1回実施されます。
運動部は部活動が落ち着いてから受験に焦点を合わせはじめるころから白ゆりテスト、実力テスト、そして、定期テストの魔の手が忍び寄ります。
部活動を一生懸命にやっていると中々気がつきませんが、準備は怠らないようにしましょう。
新中学3年生は3月に受験することができます。
この時期に受験する生徒は少なく感じています。
すごく受験に対してやる気があるか、志望校が明確な生徒は受験しますが、多くの生徒はこの時期にはまだ志望校が固まっていません。
ただ、受験することで志望校が固まってくるという側面もあり、志望校が固まっていなくても受験するメリットはあります。
新中学3年(中学2年)の3月
新中3生(中学2年)の3月から受験することが可能です。
これは第一回目で現状を知っておくには良いですが、1年間も勉強すれば別人のようになるのであまりこの時期の白ゆりテストで志望校を固めるのは現実的ではないです。
それよりも、内申点を計算する方がよっぽど志望校の範囲が見えてきます。
何が何でもいきたい高校がある生徒は、この時期に受けておいてどうやって本番に合格点に持っていくかを検討しましょう。
ただ、全体感からすると白ゆりテストを受験するのは時期尚早のような感じがします。
既に受験の準備をはじめているような生徒であれば一度受験して現状を確かめておいてもいいです。
中学3年の7月
3年生になってはじめての白ゆりテストが実施されます。
部活動も終わって勉強に集中できる環境になり、一度自分の実力はどれぐらいなのか把握するためにいい時期です。
この時期に受けておくと受験までどれぐらい頑張らないかいけないか明確になります。
結局のところ、受験も白ゆりテストも相対評価なので大勢の人数が受験している方が、合格判定の精度も高くなります。
7月、8月は受験する生徒も増え始める時期なので一度受験を考えた方がいいでしょう。
中学3年の8月
中学3年になって7月にあって、すぐ8月にもあります。
ただ2学期に入ると毎月のように実力テストがあり嫌でも学校ないの成績は出されます。
それだけで十分な気もしますが、7月に受けそびれた人や7月からの成長を見たい人は受験してもいいかもしれません。
また、8月に休み明けの実力テストがあるので、そちらを代替として考えることも可能です。
7月か8月どちらかで十分な感じがしています。
中学3年の10月
この時期はあまり受験することはおすすめしません。
毎月のように実力テストがあるのでなんとかそちらで点数を取得できるようにしましょう。
11月には校長会テストがありますので、しっかりと対策をしておいた方がいいです。
実力テスト、校長会テストの重要性を徹底解説!
偏差値も重要ですが学校からの評価にも注力した時期にしましょう。
余裕がある生徒はもちろん受験しましょう。
中学3年の11月
11月はもっとも受験しておくべきところでしょう。
日程的にはかなり厳しいですが、受験をオススメします。
定期テストと実力テストと白ゆりテストが3連チャンで迫ってくるので、生徒からしてみたら地獄の期間なのですが、この時期に自分の偏差値を把握しておくと、その後の受験の作戦が練りやすくなります。
例えば、推薦がもらえなかった場合などは自分がどれぐらいの実力でどこが狙えるかを把握しておきましょう。
そうすることで、三者面談で担任の先生と意見が割れても自分の意見で志望校を決定することができます。
中学3年の1月
この時期は受けても受けなくてもどちらでもいいです。
受験の作戦は年を跨ぐまでにしっかり固めておくべきです。
そのため、ここで比較的悪い点数を取ってしまってもそのまま受験するべきです。
この時期には私立高校の合格判定はもうできません。
私立高校の受験は1月からなのでここで受験しても、受験日までに結果は返ってきません。
また、既に願書を提出してしまっているため私立高校の受験に関しては変更ができません。
一方で、公立高校の合格判定をどうしても知りたいという生徒はこの時期に受験することをお勧めします。
ただ、白ゆり事務局も受験生を気遣ってか、明確に合格判定を出してこないので塾に所属している場合は基準点のプリントが塾に配布されているので、詳細は塾に聞いてみましょう!
オススメ時期まとめ
3年生の7月と11月がオススメです。
7月は受験勉強で追い込みをかける前にどれぐらいの偏差値かを把握しておくために、11月は受験校の最終意思決定として受験をオススメします。
もちろん、それ以外の時期も受験することは決して悪いことではなく、多くの問題を解いておくことは受験を戦う上でも有利になります。
しかし、気をつけたいのが、解きっぱなしにならないようにしてください。
受験して間違ったところは、解説を読んでもう一度解いてみましょう。
そうすることで知識が少しずつ蓄積されていきます。
受験場所
白ゆりテストは多くの塾で受験可能です。
しかし、塾での受験はあまりオススメしません。
可能ならば本会場で受験しましょう。
盛岡駅の付近ではアイーナがあります。
塾での受験と比較し、面倒で人が多いのですが本番も同様の環境なので少しでも慣れておくことをオススメします。
ただ、受験が近くなってくると、風邪やインフルエンザが流行してくるので、感染を避けて人が少ない塾での受験に切り替えましょう。