友人に激推しされた井上新八氏の書籍「続ける思考」を読み終えた感想
先日知人と飲みに行った際に、井上新八さんの「続ける思考」という書籍を激推しされた。
U-NEXTのポイント消費がてら購入したんだけど、チマチマ読み進めて昨日読み終えた。
感想として、今現在特に「武器を何も持っていないと思ってる人」に刺さる内容なんだろうなと思った。
なんせ本書内で
・目的がなくても毎日続ける
・毎日続けると何かしら変化がある
みたいな事が述べられており、何でもない事を続けた結果で大成した事例なんかが紹介されているため、 何も持たない凡人はビクビクと反応してしまう。
さらに毎日実行する事も事細かに細分化されたタスクの為、1日5分とかで済むレベル。
例えば著者の井上新八氏はドラクエを1日5分だか10だかプレイするのをタスクにしてるそうで、もう10年程ドラクエしてるらしい。
なので継続力がないと思っている凡人も
「これなら俺でも何か成し遂げられるかも、、、」
と、ワンチャン期待せずにはいられない。
冒頭リンクの友人なんかは英語の勉強をしてるらしいが、仮に1日5分程度Duolingoに触るくらいなら毎日出来そうな気分になる。
もちろん継続を阻害する要因なんかは幾らでも考えつくんだけど、一応本書内で継続を続けるコツなんかもいくらか紹介されている。
なもんで「自分にも出来るかも」と思わせるコンテンツ構成なんで、そういう人への「引き」はかなり強烈なんだなと思った。
実際、件の友人なんかは
「リアルに人生って継続が全てだと思い始めた」
みたいなことを言ってて、継続という宗教に入信したかのようなハマり様である。
今までこれといって何かを継続しているイメージのない友人ですが、今後どれくらいこの「継続への盲信力」が継続するかが見ものといった所かな。
ちなみに俺はこれといって何かを始めようとは思っていない。
仮に何も趣味とかがなくて、何かを継続的に始めようとするなら「修羅の門」という漫画に出てくる「虎砲」という技の練習をするかな。
練習方法も漫画内で紹介されてて、その練習法というのが、干した布団に拳を当てて、その状態から拳の速さだけで布団を貫く事が出来るまで鍛錬するというもの。
もちろん漫画なんだけどガチで頑張ればリアルで出来そう感が毎日の継続にちょうど良さそう。
これを1日10発、時間にして5分毎日継続してYouTubeなりインスタなりで鍛錬映像を毎日投稿すれば20年後位にバズりそう。
まあ俺はやらないんだけど、修羅の門のファンで何かしら自己顕示欲を満たしたい人はやってみて欲しい。
毎日動画チェックする事を約束する。
そんな感じで、今後は友人の継続力をしばらく楽しもうかと思う。