めんどくさがりは頭いい人が多い件。言い換えれば長所になるその特徴と適職について
そういや先月の頭くらいに、何年か前に退職したけど仲良かった先輩が
「紅鮭っち、俺もネットビジネス始めたんだわ!」
という唐突な決意表明をしてきて、その先輩にアフィリエイトを色々と手ほどきしたんだけど、初月から約5千円の報酬を出してた。
アフィリエイトやってて95%の人が月に5000円も稼げないとか言われてる中では、かなりすげー滑り出し。
ちなみに手法としては以下のnoteに記してある方法そのまま。
ただ、もちろん俺が直接教えたってアドバンテージもあるんだろうけど、先輩は昔から要領が良かったような気がする
性格は
「The・めんどくさがり」
という感じで、めんどくさがりが人の皮を被って歩いているというか、もはやめんどくさいの擬人化といっても過言ではない様な人間だが、成宮寛貴似のイケメンということで、だいぶ得してるような気がする。
そして経歴が中々おもしろい人で、
・九州でもそこそこの大学の法学部出身
・大学卒業後、上京して何故かホストになる
・ホストクラブでナンバー付きまで昇格するが、派閥争いがアホくさくて地元に帰ってくる
・帰省後、何故か介護士に
そんな感じのちょっとブッ飛んででめんどくさがりな先輩だが、アフィリエイトを教えていて
「めんどくさがりが頭いいのマジなんじゃね?」
と思ったので、その辺りを持論を語ってみる。
頭いいめんどくさがり屋である先輩の特徴
まず俺が先輩を見てて感じた特徴をいくつかピックアップしてみると以下のような感じになる。
・最短で仕事を終わらせる
・常に楽したがる
・他人にさほど関心がない
・適当
ザッとピックアップするとこんな感じ。
それぞれの特徴のエピソードをば。
頭いいめんどくさがりの特徴①最短で仕事を終わらせる
俺が勤めている老人ホームだけかは知らんが、介護業界というものは「利用者(入居者)優先」という名目の元、理想と現場とのギャップが激しいという話は良く聞く。
事実、俺がいる施設なんかも現場を知らない施設長が考える
「ぼくがかんがえたさいきょうのろうじんほーむ」
みたいなのを押し付けてくるため、非常に無駄な仕事や矛盾している点が多い。
例えば、職員に手を出してくるような凶暴な年寄りも結構いまして、目薬を指す時なんかも当然暴れるんで、利用者の手足を押さえながら職員2名で目薬を指すわけです。
俺なんかは常々
「利用者の意思を尊重するとかいうなら目薬ささんでエエがな」
とか今でも思ってるんだが、上の人間は目薬は指せと頑なに言ってくるわけです。
でも、手足を押さえて内出血痕ができたらヒヤリハットっていう始末書。
こんな感じで、まあ言ってる事とやらせてることに合理性を全く感じない。
そんな時に心強いのがめんどくさがりの成宮先輩。
彼の口癖は
「紅鮭っち、それやる意味なくね?」
というもの。
先輩は「やる意味がないこと」を徹底的にやらない人だった。
「よく聞きたまえ紅鮭っち。その目薬は目ヤニを減らすものだけど、もう5年も目薬してて全然効いてないやん。だったらやっても意味なくね?」
っていう感じで。
こんな感じの先輩なので、彼と勤務日が一緒の時は他の職員と組むときよりも仕事が30分ほど早く終わってました(笑)
頭いいめんどくさがりの特徴②常に楽したがる
上の「最短で仕事を終わらせる」という特徴に通じる部分でもあるが、先輩はとにかく常に楽をしたがる人だった。
例えば、俺のいる施設だと夜間帯に使うオムツをデカいものに変更して、オムツ交換の回数を減らそうとすると、上の人間は必ず
「それはあんた達が楽するためじゃないよね?」
みたいな事を言ってくる意味不明な職場である。
そんな時に先輩は
「夜中とかわざわざ短いスパンでオムツ交換の度に起されるようじゃ、利用者もゆっくり寝れないと思うんですよね。施設長がゆっくり寝たいのに夜中に2時間毎に起されるって普通に嫌じゃないですか?」
と、それらしい理由をつけて、法学部出身の弁論術(本人曰く詭弁術)を駆使して相手を納得させるような人だった。
でも、先輩の性格上、そんなのは建前であることは俺は分かっており、その後こっそり
「別に給料一緒なんだしわざわざめんどくさい事をする意味ないっしょ。相変わらず頭悪いよなあの施設長。絶対仕事できないし俺が上司ならすぐ首にするわ(笑)」
と、ニヤニヤしながら俺に言ってきてた。
こんな感じで、めんどくさがりな先輩は、常に自分が楽するためには全力で努力する人でした。
頭いいめんどくさがりの特徴③他人にさほど関心がない
先輩は常に自分が楽することを中心に物事を考える人で、さほど他人に関心は無いような感じはしていた。
例えばサービス残業している社員なんかを見ても、
「今日もやっとんねー」
くらいの感じでしたし、新人が仕事の覚えが遅かったりちょっとしたミスがあっても
「うぃーっす!」
という感じで、他の職員が頑張ろうがミスしようが、俺の給料が上下するわけじゃないからどうでも良いというスタンスだった。
でもだからと言って他の職員と仲が悪いのかっていうとそうじゃなくて、むしろホスト時代に培ったのか分かりませんが、コミュニケーションスキルは鬼のように持っている人です。
職場体験にくる実習生からおばちゃん職員まで幅広く結構人気のある人だった。
俺も新人の頃によく
「紅鮭っち、適当に終わらせてタバコ行こうぜー」
と誘ってくれて嬉しかった記憶があります。
頭いいめんどくさがりの特徴④適当
「タマゴが先か卯が先か」
という話じゃないが、まあ全般的にひとことで言えば「適当」です。
それが
・楽したいから適当なのか
・適当だから楽をしたいのか
どっちかは分からんけども、めんどくさがりの先輩の客観的に見えている行動としては、結局のところ「適当」という部分に辿り尽く。
100点満点中、60点で済むものに関しては徹底的に60点しかやらなかったし、見える部分は完璧にこなしてたが、見えない部分はほどほどに手を抜きまくっていた。
でも考えてみると、ビジネス上ではこういう割り切れる性格とか特徴っていうのは、言い換えればそれ自体が「長所」になっている節は間違いなくある。
一見、ビジネスと聞くと「完璧にこなさなければならない」というイメージがあるかもしれないが、多くの初心者の人は「完璧主義だから結果が出ない」という現実があるからだ。
めんどくさがりは言い換えれば長所になる
俺から見た先輩の特徴を長所に言い換えてみるとこんな感じになります。
・最短で仕事を終える→ここぞと言う時の集中力が高い
・楽したい→仕事を効率的に行う
・他人に関心がない→人のミスに寛容
・適当→細かいことに拘らず割り切れる。物事をシンプルに考えることが出来る。
世間一般で言われているめんどくさがりの特徴をポジティブに言い換えてみるとこんな感じになるんだけど、これってあながち大きく間違ってもないんですよね。
事実として、先輩は初月から約5000円ほどですが「結果」を出しているのは揺ぎ無い事実だからね。
「人の悪い面ではなく良い面を見なさい」
とは良く言った物で、短所と思われている部分も言い換えればこうして立派な長所になりえるわけですし、これは他人だけでなく自分自身にも当てはまることです。
何かめんどくさがって悪い結果が出た時は
「自分はめんどくさがりだからダメな奴だ」
って悲観しがちだけど、それは悪い結果を「めんどくさがりだから」と自分で勝手に理由付けしているだけであって、必ずしも原因がめんどくさがりだからという事もないと思う。
というか先輩の場合だと、悪い結果の原因を考えることすらめんどくさがって放棄するんで
「とりあえずタバコ吸おうか紅鮭ちゃん」
って感じで、悪い結果があったことすらあやふやにして切り替えることが出来ます。
この辺りも適当が故の割り切りですよね。
頭がいいめんどくさがりなのか、ポジティブなめんどくさがりなのかは分からないけど、めんどくさいからこそ物事をシンプルに考えることが出来て、悪い結果をズルズル引きずらないっていうのも、めんどくさがりの長所と言い換えることが出来ますわな。
この辺りは「成功者はサイコパスが多い」と噂される部分に近いものがあるかもしれない。
いずれにせよ、ダメだったことを悲観したところで結果が覆るわけじゃないんで、そこをウジウジ悩むのは時間の無駄だし、意味がないんです。
なので、そこはめんどくさがって物事をシンプルに考える方が建設的な選択だと思います。
めんどくさがりの適職
「めんどくさがりだと適職なんてねーんじゃねーの?」
と思いますが、前述してきた特徴を見てみると
個人でやる仕事なんかは結構向いているんじゃないかと思います。
いわゆるフリーランス的な働き方ですが、会社とかでただ就業時間が過ぎればお金が貰えるタイプの働き方とは違って、個人での仕事は結果が全てです。
言い換えれば、
「結果さえ出れば過程は関係ない」
ともいえます。
例えば俺もだが、
・朝早く起きるのが嫌
・職場で8時間拘束されるのが嫌
この辺りは俺に限らずほとんどの人が当てはまると思うが、言い換えれば「時間を有意義に使えない」から嫌なんですよね。
その点、個人でのビジネスって結果さえ出せれば別にいつ起きて仕事しても構わないわけで。
普通に朝起きて夕方まで仕事しても良いし、夜に起きて朝方まで仕事してても構いませんよと。
だって、どんな時間に仕事をしても得られる成果に違いが出ないからです。
実働時間にしてもそう。
別に同じ成果が出るなら1時間で仕事を終わらせようが、8時間かけようがどっちでも良い。
何故なら、そこで得られる成果が変わらないから。
例えば職場に勤めているとして、1日にやるべき仕事は全部終わったけど終了時間の17時半までは帰れませんって普通に時間の無駄じゃないですか?
だったらさっさと仕事してさっさと帰れる方がどう考えても良いじゃない。
こういう考え方が出来る人なら、なおさら個人での仕事は適職ですね。
これは俺が勤めてた職場にはびこってる悪しき風潮なんだが、
「時間をかければ良い仕事ができる」
とか
「あの人は時間をかけるから仕事が丁寧」
みたいな、これって俺からしたらちょっと意味不明な理論で、こういう風潮を日本ってありがたがってますけど、これってまったく的外れです。
時間をかけても当人の能力以上のものは生み出せませないし、職場であればその丁寧な仕事のしわ寄せは100%他人に回って尻拭いさせてるからね。
こういう前提を考えると、めんどくさがりであれば短気集中力が強いんで
「自分が働きたい時に短時間で済ませることが出来る」
からこそ、個人でビジネスやる事が適職だと思うわけです。
まあ、個人のビジネスと言っても色々あるんですが、俺が初心者におすすめするのは「セールスを覚える事」ですね。
最近だと「プログラミングを覚えて食っていきましょう」みたいなのが流行ってるけど、プログラミングを覚えて食ってくよりも
「プログラミングを覚えれば食えるという情報」
を売った方がシンプルに儲かるからな。
で、一度セールスを覚えてしまうと、何も売るものはプログラミングの情報じゃなくて、割りと何でも売りさばくことが出来るわけで。
プログラミングで時代の変化と共に出てくる新しい言語なんかをその時々で覚えていくよりも、時代の変化で変わらない人の心理に基づいたセールスを一度覚えた方が、ほぼ間違いなく時間のコスパは良いだろう。
セールスというと難しく聞こえるかもしれませんが、言ってしまえば「お勧めのものを紹介するだけ」です。
いわゆる「アフィリエイト」っていうビジネスモデルやな。
今回の記事に出てきた先輩が頑張ってるやつで、先輩を見て分かるとおり、初月からでも普通に収益化することも出来ます。
頭いいめんどくさがりのまとめ
今回は先輩をみてめんどくさがりが頭いいんじゃねーの説の私見を語ってみた。
めんどくさがりはとにかく「効率化」したがります。
そして、いかに自分が楽するかに対して全力で努力します。
世間ではそれをネガティブに捉える人も多いかもしれないけど、もう自分はそういう性格なんだからと割り切った方が気楽に生きていけると思います。
俺なんかもどちらかというとめんどくさがりで、効率厨な部分はありますが、まあ生活に困らない程度には気楽に生きていますから。
なので、めんどくさがりであることを気にせず、シンプルにやっていきましょう。
仕事すらめんどくさいなら自分のビジネスやっちゃえば良いわけですし。
先輩に教えてる手法も以下のnote内で無料で公開してるんで興味あればどーぞー。