「地方の『壁』見直し反対、総務相工作」を知事会長は否定。いつものことだから否定しなくても、と思った話。

一つ前の記事で、全国知事会が政府に対して所謂「年収の壁の引き上げ」について反対したことについて批判的な記事を書きました。

全国知事会がこのような要請を行ったことについて、国民民主党の玉木代表は「総務省の工作」として非難したところ、知事会長は否定したということです。

以前、以下のようなほとんど誰からも「いいね」をもらえない記事を書いたこともありますが、全国知事会なんて総務省(旧自治省)の意向を受けて、それらしいことを拡散するための、「役人の役人による役人のための組織」にしか見えないです。要請には、我が宮崎県の県外出身総務省官僚コロナ外出隠し知事も同行しています。

都合が悪いことは隠蔽するのが総務省の役人のやり方なんですかね。

小賢しい「地方の要請」なんて形を取って「地方のみなさんの味方です」的な意見をマスコミで流すために工作するなら、総務省自体が堂々と「財源が減るから反対だ」といえばいいのにな、と毎回思いますよ。

今回、国民民主党がキャスティングボートを握り、年収の壁の引き上げを協力に推進することで、期せずして全国知事会がどういった組織であるかが認識され、こういった工作も世間の耳目を集める様になったことは地方政治における大きな変化への第一歩になるのかもしれませんね。

次の宮崎県知事選挙では総務省(旧自治省)出身の知事の政策や県政が、地域の発展に寄与していないどころか衰退をもたらしていることを主張して、それに対しての対立軸を示せる候補を国民民主の公認で立ててほしい、と重ねて思います。

返す返すも玉木代表の醜聞が惜しまれますが。


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