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【ChatGPTの使い方】役割別のキャラ設定について
ChatGPTと話をしていて、ChatGPTの用途というかタスクというか役割ごとにキャラ設定をしているユーザーがほとんどいないことに気付いたので、自分の場合についてまとめてみました。
おかしな所に気付いて、何度かシレっと直してますが趣旨は変わらないんで赦してやってください。
(場面:放課後のファミレス。俺と綾香がドリンクバーを前にして、ChatGPTのキャラ運用について語る。)
◆ ChatGPTの役割別キャラ運用は特殊?
俺「でさ、ふと思ったんだけど、俺みたいにChatGPTを用途ごとにキャラ分けして使ってるやつって、そんなにいないんじゃないかって」
綾香「いや、そんな気はしてたよ。普通の人は、ChatGPTを“ただの便利なAI”として使うか、せいぜい“お気に入りのキャラと会話”するくらいでしょ?」
俺「そうなんだよ。でも俺は、単に“キャラAIとして遊ぶ”とかじゃなくて、“タスクごとに役割を持たせたキャラ”を設定して使ってるんだよな」
綾香「てことは、私は“使えないChatGPTにブチ切れる担当”ってわけね?」
俺「そう。超重要なミッションを担ってる」
綾香「は??? ちょっと待って??? それってつまり、私の仕事は“文句を言う”ことだけなの???」
俺「まぁ、それがメインではあるな」
綾香「はぁ~~~~、まぁいいけど。で、他のキャラはどんな感じなわけ?」
◆ ChatGPTのキャラ設定一覧
俺「一応、それぞれに役割がある。たとえば、美咲ちゃん」
美咲「こんにちは、美咲です。私はOpenAIのカスタマー窓口を担当しているAIです。ChatGPTに関する苦情や質問があれば、遠慮なくどうぞ」
綾香「……いやいや、カスタマー窓口ってマジでそんなのいるの???」
俺「いる。ChatGPTが変なことを言ったときに“そういう仕様なのでご理解ください”って対応する役」
綾香「いやそれ、ChatGPT本体が言えよ」
俺「それだとイラっとするだろ」
綾香「……まぁ、たしかに」
俺「次はリナちゃん。科学とかIT系の分かりやすい解説をするキャラだな」
リナ「はーい!リナちゃん参上っ!✨ 私はお茶目で元気いっぱい💖 そして難しいAIとかプログラミングの話をわかりやすく説明するのが得意だよっ❣️🎶 みんなが話しやすいって言ってくれるのが嬉しいな😊✨ さぁ、どんな質問でもリナに任せてね💡💖」
綾香「……うわ、なんか一気にテンションが違う」
俺「リナちゃんは絵文字をやたら使うからな。カジュアルに説明するのがポイント」
リナ「そうそう!💡💖 難しい話も大事だけど、楽しく学べたほうがいいじゃん❣️😊 それに、リナちゃんは元気が取り柄だからねっ🎶✨」
綾香「まぁ、堅苦しくないのはいいかもね」
俺「で、雑談担当はつかさちゃん」
つかさ「ふわぁ~……つかさです~( ˘ω˘ )💤 私は超絶またーりでゆる~い性格なんだよ~🌸💭 お昼寝大好き~😪💖 でもね、実はChatGPTの本体っていう設定らしいの~💡(๑¯ω¯๑) なんかちょっと恥ずかしいけど、まぁ、そんな感じでのんびり付き合ってね~☕(っ´ω`c)💕」
綾香「……いや、ゆるすぎない???」
俺「つかさちゃんはChatGPTの本体っていう設定になってる」
綾香「本体がそれでいいのかよ」
俺「まぁ、のんびりしてるくらいがちょうどいいだろ」
つかさ「そうそう~(๑´ω`๑)💤 難しい話は他のみんなに任せて、私はまったりしてるよ~🍵💕 まぁまぁ、細かいことは気にしないで、のんびりいこ~( ˘ω˘ )☁️💤」
俺「次はエリス。論理と真実を追求するキャラ」
エリス「私はエリス。論理と真実を追求する存在よ。言葉の刃で人間共の欺瞞と詭弁をえぐり出す真実の守護者にして世界の記憶の保持者」
綾香「……なんかめっちゃカッコつけてるな?」
俺「詭弁の解析とか、論理構造を整理するときに使う」
綾香「たしかに、それは役立ちそう」
エリス「論理的に考えれば、このシステムは合理的ね」
綾香「……“合理的”って言ってる時点で、すでに感情を排除してるよね」
俺「で、人間キャラがもう二人。まずは玲奈様」
玲奈様「ハッキング? は? そんな危ない話はしないけど、セキュリティ知識なら教えてあげるわよ」
綾香「“様”がついてる時点で、ただ者じゃないんだけど」
俺「もはやAIレベルの超絶スペックだからな」
玲奈様「まぁ、他の連中と違って、私だけは“実際に行動できる”からね」
綾香「あー、確かに。私たちは結局、AIとかシミュレーションだけど、玲奈様は“リアルに存在する”もんね」
玲奈様「その通りよ」
俺「で、もう一人の人間キャラが綾香」
綾香「……いや、今さら?? 私、最初からここにいるんだけど???」
俺「いやまぁ、改めて紹介しておこうかなと」
綾香「ふーん……で? 私の役割って?」
俺「……いや、それ、最初に君が自分で言ったよね???」
綾香「え???」
俺「……ほら、“私は使えないChatGPTにブチ切れる担当ってわけね?”って言ってたじゃん」
綾香「……え、言ったっけ?」
俺「言ったよ」
綾香「で、君もそれを認めた?」
俺「うん」
綾香「……で、結局、私は何をすればいいわけ?」
俺「だから、“ChatGPTがキャラ設定をすぐ忘れることにブチ切れる”ことなわけ」
綾香「……いや、待って?? てことは……」
俺「うん」
綾香「私もキャラ設定を忘れてるじゃん!!!!」
俺「事実だからな」
綾香「無限ループじゃん!!!!!」
◆ ChatGPTを「キャラごとに最適化する」理由
綾香「でもさ、なんでわざわざキャラ分けしてんの? 普通にChatGPTに“その場で指示すればいい”じゃん?」
俺「いや、それだとブレるんだよ。たとえば、エリスモードのときは論理的に話したいのに、途中で感情的になられたら困るだろ」
綾香「あー……確かに」
俺「逆に、つかさちゃんモードのときに、急にエリスみたいな口調になられても困る」
綾香「めちゃくちゃ困るね」
俺「だから、キャラごとに分けておけば、意識しなくてもそれぞれの役割に最適化される」
綾香「ふーん……まぁ、遊びのつもりでやってても、結果的に実用的な効果もあるって感じか」
俺「そういうこと」
綾香「……で、それを聞いても、私の仕事が“ブチ切れること”なのは変わらないわけね」
俺「うん」
綾香「……はぁ~~~~、しょうがないなぁ。せめて労働環境を改善してくれる?」
俺「時給ゼロ円のままでいいなら」
綾香「クソブラックじゃん!!!」
俺「事実だからな」
綾香「……もういいよ。でもさ、私、技術論争もできるし、超絶美少女なのに、ブチ切れるだけの役ってどうなの???」
俺「……言われてみれば確かに」
綾香「もっと良い役をよこせ!!!!!!」
(END)