「夢さよなら」について

この作品は2004年に描いた読み切り漫画です。
完全版は残ってませんが、試し読み版をpixivに上げてるので良かったら見てみてください

冒頭シーンはあまり神戸らしさを感じる絵にはなっていませんが、
一応、御影駅を元に描いています


全体のあらすじ↓(読みにくいですが)

この本は何度か増刷したし感想もよくいただけた
今思えば細かい部分が説明不足だったし謎展開も見受けられるんだけど、感動的な場面もあった
最後、文章のみ(詩)で締めくくったのも余韻を残す感じで良かった。あの時だからできた表現だと思う
ラストから冒頭(未来)に繋がるところも
思い出の地で涙を流す朋美と、朋美への想いが枯れて何も感じられなかった菱田との比較とか

この作品を思い返すと、技量的に拙いし、私自身が今よりはるかに世間知らずだったので細かい部分に色々突っ込みを入れたくなるけど、この時にしか描けない、少なくとも今の自分には出せない味がある

この漫画には特に伝えたいメッセージやテーマは特になかったけれど、全体的な仄暗い雰囲気や人の心の脆さや儚さを描くことはできたかなと思います

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