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「ちょっとした不調」に対するコンディションマネジメントをしよう♪STEP1♪

こんにちは。
季節の変わり目は、ちょっとした不調になったりしませんか??

喉が痛い、頭痛がする、目眩がする、咳が出る、生理が重い、などなど。

わたしのバックグラウンドは、発生生物学なのですが、長らく新薬の開発に携わってきて、感染症・呼吸器疾患・循環器疾患・血液疾患・固型癌など、多くの疾患を学んできました。
どっぷり西洋医学に浸かってきました

ただ、日常をみてみると、
日々の生活の中でのちょっとした不調や、原因不明の諸症状でみなさん医者やクリニックにいきますか?

今回は、医者にかからないくらいのちょっとした不調に対するコンディションマネジメントについて書きたいと思います。


ちょっとした不調、「不定愁訴」

原因不明の不調を「不定愁訴」といいますが、それでクリニックや病院にいっても、その今出ている症状に対して薬が処方されるくらいしかできないのが現状です。

頭が痛いといわれたら、痛み止めを出す。
咳がでるといわれたら、咳止めを出す。

といった感じで、確定診断されたことに対処するのが西洋医学です。

一方、なぜ不定愁訴がおきているのか?を考えて対処するのが東洋医学です。体のバランスがとれている状態を「健康」と定義すると、バランスが崩れている原因を探し、元に戻るように漢方や鍼灸で処置をします。
症状が曖昧でも治療できるので、不定愁訴が多い人には向いている可能性がありますね。

医者にかかっても不定愁訴の原因はわからない

明確な原因がわかれば、根治に動けるのですが、残念ながら「不定愁訴」は原因がわからないので根本治療が難しいのです。

血液検査をして、体に今起きている異常を確認することはできますが、不定愁訴の場合はあまり検査異常がないことが多いのです。

ということは、原因はストレスでは??
となりがちですが、一概に間違えてはいないかもですが、特定するのは難しいです。

多くの人の健康相談にのってきましたが、不定愁訴が多いひとにはそれなりに特徴があります。

それは、生活リズムが不規則であること。

起きる時間が毎日異なり、寝る時間も異なり、食べる時間、お酒の量、などなど、規則性が生活にありません。

生活リズムが不規則なひとの偏見だったら申し訳ないですが、そういう人は食事も食べたり食べなかったりですし、食事の内容も栄養価や体への影響を考えてません。「エンプティカロリー」が多い食事も多く、こういった食事はからだと臓器をより疲れさせてしまい、体調不良や睡眠不足の原因になったりします。
ちなみに、エンプティカロリー代表は、ハンバーガーやカップ麺などジャンクフードで、カロリーは高いけど栄養は空っぽで化学調味料が多くて体に負担が大きいのです。

不定愁訴をなくすためのSTEP1

いろいろな体に良くない習慣が積み重なり、体に不調がでている状態が「不定愁訴」です。
細かい原因がたくさんあるので、直接の原因がわからないという状態になっています。

それを解決するためのSTEP1は、生活リズムを整えることです。
簡単ですよね。

なかでも、リズムを整えるのに一番簡単な方法は、
起きる時間を毎日同じにすることです。

どんなに遅くに就寝しても、疲れていても、一旦同じ時間におきる!
5日間続けたら勝手にからだが起きれるようになってくるので、5日間は頑張る必要はあると思います。

そこでリズムがリセットされると、空腹になる時間が一定になり、食事をとる時間が一定になり、眠気がくる時間も一定になってきます。

生活リズムを整えた時、まだちょっとした不調が残っているとしたら、原因はそれ以外であることがわかるので、ようやく原因を絞り込める段階になりますよね。

コンディションマネジメントするために

マネジメントなので、管理する意識が大事だなと最近とても思います。
どんな状態がいいのか、自分でイメージしてそのイメージに合わせていくこと。
季節の変わり目のちょっとした不調も、普段の状態を知っていれば未然に防げたり、悪化しない程度に抑えることができます。
次の回は、STEP2について話したいと思います。














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