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日本語教育Twitter週報 Vol.51

週報をご覧くださりありがとうございます。日本語教師、英日翻訳校正者、Webライターとして稼働中の個人事業主・みやざきと申します。

この週報では、ツイッター上の日本語教育関連情報をピックアップして掲載しています。お時間のある時に目を通していただければ幸いです。

特に、以下のようなみなさんにおすすめです。

・日本語教育のツイッター情報を見てみたい
・Twitterに疲れてきたけど、情報はほしい
・日本語教育系セミナーの情報を入手したい
・Twitterや日本語教育のTipsを得たい


それではさっそくご覧ください💻📱


みんなでシェアする授業・レッスンのヒント

ここからは8月23日~8月29日にツイートされた「授業やレッスンに活用できそうなアイデア」をピックアップしてお届けします。シェアしてくださったみなさん、本当にありがとうございます!

  

 

   

 

     


 

   
(↓日本語教育にも応用できそうです)

 

注目の日本語教育書籍・論文・Webコンテンツ等

ここからは8月23日~8月29日にツイートされた「日本語教育関連書籍・Webコンテンツ等のリリース情報等」をピックアップしました。

 

 

  

  

 

  

  

 

   

日本語教育セミナー・交流会・シンポジウム等情報

ここからは8月23日~8月29日にツイートされたオンラインセミナーや交流会等の情報をまとめています(前回の週報と一部重複する情報もあります)

※受付終了等の案件もございます。その場合は発信元のTwitterアカウントをフォローしておくと、次回のイベント情報を得られるかもしれません。

 

    

    

 

 

  

 

 

ゆるコラム:英日翻訳校正に求められる日本語力


みなさんは、日本語教師以外のお仕事をしていますか?

私は6月からスタートした英日翻訳校正のお仕事がめちゃくちゃ楽しく、調子に乗って肩書きに追加してしまいました。この仕事は英語力以上に日本語力が必要になるお仕事で、日本語教師業とは親和性が高いと思います。

経験が浅い私が言うのもなんですが、英日翻訳校正に求められる日本語力は3つあると思っています。自戒も込めて、その3つを整理してみます。

 

①そのメディアが想定している読者にとって読みやすいかどうか

英日翻訳校正は「正しい日本語が正義」ではありません。ここで問われるのは「そのメディアで想定している読者にとって読みやすいかどうか」です。

例えば、ある特定の分野の記事を校正するとします。

その記事の掲載メディアが想定している読者が「その分野の卓越した専門家・超ベテランのみ」であれば、専門用語の詳しい説明は不要でしょう。

一方で、想定している読者が「その分野にそれほど詳しくない人・専門スキルを身に着けたばかりの人」であれば、場合によっては各用語を分かりやすい日本語(≒やさしい日本語)に置き換える必要があります。

つまり、どのユーザーや読者に届けたいかによって、翻訳や校正で用いる日本語表現も変わってくるのです。このあたりが奥深くて面白いところです。

 

②メディアの「トンマナ」や表記のルールを順守できるかどうか

「トンマナ」とは私の造語ではなくライター業界で頻繁に使用される用語で、各メディアの「トーンとマナー」のことです。

具体的には、記事を掲載する各メディアの「この表記はOK、この表記はNG」の細かいルールを指したり、文章を「明るくて元気な印象で」「控え目で中立的な立場で」などの記事のテンションを指したりします。

つまり、この②においても「正しい日本語が正義」ではありません。

記事を校正する場合、掲載メディアの「トンマナ」を守ることは大前提です。逆に言えば、自分が抵抗のない「トンマナ」のメディアで記事執筆・翻訳・校正などのお仕事を探せばミスマッチが少なくて済みます。

ちなみに私は「テンション高めの記事」より「冷静さを求められる記事」のほうがやりやすいと感じるので、そういった媒体を選ぶようにしています。

 

③翻訳者に適切な表現で改善指導ができるかどうか

実はこの③がいちばん難しいのではないかと思っています。

私が翻訳者のみなさんに指摘する時には「翻訳者に圧をかけずに・代替案を出して・ピンポイントに指摘しつつ・素晴らしいと思った箇所は即褒める」ということを意識しています。とはいえ、これがなかなか難しいのです。

自分の場合は、指摘が厳しすぎる表現になってしまいがちです。後で振り返ってみると「翻訳者さんに圧をかけすぎでは?」と思うような指摘をしてしまっていることもたびたびあって、反省しきりです。

現在、翻訳者のみなさんとのやりとりはLINEグループやWordのコメント欄なので、テキストチャット(文字のみ)でのコミュニケーション力が要求されます。この「対面しない文字のみのコミュニケーション力」は、今後のリモートワークに必須スキルになってくると思います。

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以上が、私の考える「英日翻訳校正に求められる日本語力」です。

英日翻訳・校正のお仕事を得る方法については、需要があれば別の機会(ブログなど)にまとめてみたいな~と思っています。
  

今週も最後までご覧くださりありがとうございました。よろしければこのnoteに「♡」を押していただけますと、今後の週報作成の励みになります。

次回も、どうぞお楽しみに!

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