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三宅ノート6

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2016年7月の記事一覧

行動のイマジネーション。

行動のイマジネーション。
そして、その実行。それが人生の本質で、
私の後悔は、本来できたはずの最大限が、
イマジネーションの欠如によって、
果たされずに終わること。

少なくとも私にとって、
行動のイマジネーションを実行するために、
ここにあるのだ。

科学と人工知能

人工知能とは結局のところ、
世界と知能の関係を構築することです。

ただ、通常の科学が知能と世界を区別して、
知能から見た世界を記述するのに対して、

この世界に自分自身が含まれるところに、
人工知能の難しさがあります。

つまり通常の科学が時間は世界に内在するのに対して、むしろ、人工知能における時間とは、

自己を対象化する間隙として作用します。
つまり、一瞬前と今の自分、さらに

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人はいつ人でないものに知能を感じるか?

昨日の社内AIセミナー第174回の後半の討論で気付いたのですが、

もし人が普段自分のしている仕事が自動化されると、
そこに知能を感じやすい、ということです。

自分がしているので、それは知的作業。
だから、それを自動的にしてくれるものに、
知能を感じる。

これは、なるほどと、思いました。

すると、ゲームでも、最初にユーザーに任せていた作業を人工知能に任せることで、知的だと思っ

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創造の技

己の内に、

熱い奔流と

冷たい場所があるから、

人は創造することができる。

熱いだけでも、
冷たいだけでも、何も作れはしない。

内に秘めた熱い情熱と、
冷たき技を身につけてこそ、

変形と形成の二つの技に依って、
形を為すことができる。