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2024年人工知能学会全国大会(第38回)でオーガナイズドセッション「デジタルゲームの人工知能」
2024年人工知能学会全国大会(第38回)で オーガナイズドセッション「デジタルゲームの人工知能」を企画いたします. https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2024/os#os-31 ご…
2024年人工知能学会全国大会(第38回)でオーガナイズドセッション「デジタルゲームの人工知能」
2024年人工知能学会全国大会(第38回)で
オーガナイズドセッション「デジタルゲームの人工知能」を企画いたします.
https://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2024/os#os-31
ご応募お待ちしております。
■【オーガナイザ】
三宅 陽一郎(株式会社スクウェア・エニックス)
森川 幸人(モリカトロン株式会社)
■要旨
ディジタルゲームの人工知能は、現在の巨大なオ
「いま、言葉で」(小説)
私は人工生命にかけることにした。私は筆を折り、何も書かず、ただ人工生命の語る言葉に耳を傾ける。人工生命は覚えた言葉やその砕いた音をランダムに発する。それが偶然、連なって、意味のあるフレーズになることがある。ただ、ほとんどのその言葉の連なりは、口から出て虚空に消えていく。それは意味のないメロディで、私はそこに知能の源流を見出そうとする。
私が行うのは、人工生命に言葉を与えるだけだ。ただ与えるだけで
「インターミッション」
「インターミッション」 梗概 三宅陽一郎
一人の刑事が一人の男を訪ねていた。27年前に亡くなった人格AIの研究者、日比野博士をサルベージしたAIだ。日比野AIは日比野博士の残した映像、画像、著作、論文から、日比野博士の人格と知識を再現している。日比野AIは彼の隠れた目的のために研究者ではなく電気工事士として働いている。一方、社会では家電が共鳴してうねりのような歌を歌う現象が多発していた。刑事
PR Compass にインタビュー掲載
こちら Story Design house さんにインタビューが掲載されました。よろしければ、ご高覧ください。
素晴らしい天才フラメンコ・ダンサーと人工知能の競演
YCAMで、「Israel & イスラエル」を観てきた。大脇 理智 (Richi Owaki)さんがディレクションをし、徳井 直生 (Nao Tokui)さんが人工知能のテクニカル・ディレクションをする、芸術と技術が観客を巻き込んでぶつかり合うパフォーマンスである。
スペインの誇る天才フラメンコ・ダンサーが、日本は山口市のYCAM(山口情報芸術センター)で、人工知能と出会う。ディープラーニン
小説 「ロボット三原則の彼方に」
「はあ、ロボット三原則?そんなもの、今のロボットには実装されてないわよ。ああいうのは、SFの中だけのお話なのよ」
とエルは言った。
「あんなに有名なのに?どうして実装されなかったのさ」
とロバートは言った。
「そんなの、百年前の人に聴いてよ。私たちが物心つく頃には、家にも、街にも、ロボットやらドローンやら町中、溢れていたし、私はその上に、ちょっとした機能を作っていただけよ。心理学的な機能をね。」
デジタルゲームの人工知能から人の知能を知る
題名:デジタルゲームの人工知能から人の知能を知る
著者:三宅陽一郎(ゲームAI開発者)
掲載誌:マジレス!(2011年4月)
第一章 「人工知能ってなんでしょう?」
皆さんは人工知能と聞いて、何を連想されるでしょうか?
パソコン上の検索エンジンや、ロボット、ゲームのキャラクター、SFなど、人によってそれぞれ違うでしょう。しかし、どんな人工知能でも、その規範は人間の知能にあります。人工知能
詩集 「青空の果て」
僕が憧れたことや、僕が喜んだことや、僕が悲しんだことや、僕のそんな歴史を。
一. 「空と大気の詩」
夕暮れは、いつだって、僕のこころの色。
さびしくて、せつなくて、遠い彼方に何かを求めずにはいられない
どんなに孤独でも、僕の孤独はこの世界に包まれている。
それは、とっても、素敵だなって、そう思うんだ
空はいつだって僕の最高のアーティストです。
あんなふうに大きなキャンバスに、自在に混沌と調