ヨガの大切な教え①
ヨガには呼吸やポーズを取るだけでなく、日々の中で実践すべき八支則の教えがある。
日々の営みから自身を律し、心身そして精神を整えていく、まさに
Yoga is life ヨガは人生そのものである、という考えに基づいています。
ヨガの八支則
ヤマ(禁戒)
ニヤマ(勧戒)
アーサナ(座法)
プラーナヤーマ(呼吸法)
プラティヤハーラ(制感)
ダーラナ(集中)
ディヤーナ(瞑想)
サマーディ(三味)
哲学的なことは難しくてわからなくても、日常生活で取り入れられることがたくさんあります!
一つ一つ解説していきますので、できそうなことを日常に取り入れてみましょう。
今日はヤマについて解説していきます。
1ヤマには日常生活で慎むべきことが5つあります。自分と他者が上手に関係を保つための教えです。
わかりやすく日本語で紹介していきます。本来はサンスクリット語
非暴力: 行動、言動、思考でも危害を加えない。親やパートナーや子供、友達、そして自分にも暴力的な言葉は使わない。暴力を振るうことも、もちろんダメ。生きるもの全てに敬意を払って接する。
正直: 嘘をつかない。誠実でいるために、言動、思考を一致させることを心がける。
不盗: 盗まない。(他人の時間、信頼、権利などあらゆるもの)今あるものに感謝する。
禁欲: 不摂生せず、自然の理になかった生活をすること。利己的な欲を満たそうとしない。食事だと腹6部目くらいがちょうどいい(なかなか難しい。)
不貧: 物事に執着しない。執着すると、失うことへの恐怖、怒りや嫉妬が生まれます。今あることに感謝し、他者へ還元することに意識を向ける。
いかがでしょうか?
慎むべきことは、意外に当たり前のことなんですよね。
腹6部目以外は笑
文字にすると、とてもシンプルです。
大切なのは、無理せず日常生活に取り入れること。
頑張りすぎるのは本末転倒。
自分に対して暴力を振るっていることと同じなので、非暴力に反してしまいます。
あくまでもできる範囲でトライしてみましょう!
そうすると、だんだんと身について、心穏やかに過ごせるようになっていきます。
次回はニヤマについて解説していきます!
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