【🌏私の地球カリキュラム㉗】 東京のおちゃめな部屋に住む 仕事と極貧生活
岡山から自転車で家出して来た、
田舎育ちの女は、
東京で住む家が無事に決まり、安堵した。
入居までの2週間、ネットカフェやカラオケ店で夜を過ごした。
2週間後、
新しい家の鍵を手にして新居へと入った、
が何も無い。(当たり前だ)
布団で寝たい、急いで買いに走った。
今日からは、
ゆっくり足を伸ばして寝られるぞーっと思っていた。(≧∀≦)
すると、
隣からなんとも楽しげな笑い声と、歌声が聞こえてきた。 う〜ん?(ㆀ˘・з・˘)
隣の部屋はなんとスナックだった。
夜な夜な遅くまで、宴が行われる場所。(´-`)
(あれ?不動産屋さんそんな事言ってたっけ??)
いやいや私には、この部屋しかないのだ。
私が住むこととなったお部屋は、
めちゃくちゃお茶目な、お部屋であった。
ぜひ、紹介させていただきたい。( ^∀^)
ここからは、
想像しながら読んでほしい。
四畳一間、フローリング
四畳の中にロフトとして、
一畳のベッドが床から1m50cmの所に浮いている。
ベッドにはハシゴで登る。
実質3畳の中に、冷蔵庫、テレビテオを置いている。
動けるスペースはほぼない。
台所は、
入り口約50cm、奥行き 1m30cm
小さな流し台と、1つ口のガスコンロのみ。
体を正面にしては入れないので、
横向きでカニ歩きで入ります。
フライパンは振れません。
(肘が壁にぶつかるから)
小さなバス、トイレ、室内洗濯機置き場有り。
この部屋で、
色々創意工夫しながら、これから生きていきます。
さて、家は整った。
これから、仕事を探さなくては。
求人誌を眺めながら、
近場で働ける所を探したが、
何処に何があるのかも分からない。
うー〜ーん(._.)
求人誌と睨めっこの日々。
ウー〜ーン( ̄ー ̄)
色々な求人誌を見ていると、
どの求人誌にも、
1番デカデカ掲載されている、楽しそうな求人が目に入った。
千葉県ににある某テーマパークの求人広告であった。
夢と魔法の国だ、楽しそーっと思った。⭐︎ʕ•ᴥ•ʔ⭐︎
今の私は自由だ、
何でも出来る、
興味のあることは何でもやってみよー
(^O^)/⤴️
面接を受けに行くことにした。
夢と魔法の国のある駅に降り立っただけで、
ウキウキ、ワクワク、ドキドキ楽しくなった。
そして、
夢と魔法の国での仕事が決まった。
ありがとうございます。m(_ _)m
田舎では、絶対に経験出来ない仕事だった。
全てがシステム化されていて色々凄かった。
とても良い経験になった。^ - ^
お給料が入るまでの1ヶ月間、
私は今世紀最大の貧乏生活をすることとなった。
東京で家を借り、中古家電を購入した私は、
ほぼ一文なしになっていた。(。-_-。)
職場までは交通費がかかる、
それだけは何としても、確保しなければならなかった。
計算すると、1日100円しか使えなかった。
100均で食パン6枚切りを買い、
朝晩一枚ずつ食べる。
焼きそば、3袋入り100円を買い、
朝晩と食べる。(もちろん具なし)
お昼は水で我慢我慢。T^T
どうしても甘いものが食べたくなった時は、 砂糖を入れた、きな粉を舐めた。
ひもじかった〜。(;ω;)
そうなってくると人は、
自動販売機の下やお釣りの出口を覗きたくなる。
外に出るとどこかに、
お金や財布が落ちてないかなと探してしまうという、悲しく、恐ろしい現象が起きていた。(◞‸◟)
お金の大切さを痛感した。
1ヶ月後、お給料をいただき安堵した。(T ^ T)
ご飯がちゃんと食べられる、
美味しい物が食べられる幸せを噛み締めた。
(T-T)
頑張って働いた。
3ヶ月ほどすると、
家の近くに大きなスポーツクラブがオープンするいう情報を入手した。
今の仕事は楽しいが、家から遠い。
職場は、家から近い方がいいかなー?と思い。
スポーツクラブに面接を受けに行った。
受かった。
ありがとうございます。m(._.)m
まだオープンしていないスポーツクラブ、
他の店舗を借りての研修の日々が始まった。
平日はスポーツクラブ、
土日はテーマパーク
貧乏な私には、休みはいらなかった。
必死で働いた。
ここで、生きて行くと決めたから。
スポーツクラブでは、ステキな出会いが待っていた。
【私の地球カリキュラム㉘】へつづく
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