【🌏私の地球カリキュラム㊶】《番外編》ITB療法と私の特殊な体

【私の地球カリキュラム㊶】でITB療法について、少し書かせて頂いたのですが、もう一つITB療法を受けて起こった出来事について書きたいと思います。

私は約５年ほど前から、ITB療法（バクロフェン髄注療法）を続けています。
私の体には左脇腹に、どら焼きサイズの薬を入れるためのポンプが埋め込まれています。
薬の入れ替えは、半年に一度行います。

実は今から、
約3年8ヶ月程前に体内にあるポンプへの薬の入れ替えを受けて、大きく体に変化が現れたことがありました。

私の体は特殊なのか？
バクロフェンという薬に敏感に反応してしまうようで、通常は原液で注入される薬を今は１０倍に薄めて体内のポンプの中に入れています。
それは、珍しい事の様です。

その日、私の脳神経外科の主治医は外来に出られず。
急遽いつもとは違う医師が薬の入れ替えを担当することになりました。
このM医師は慣れていない様子でバタバタしていらっしゃいました。（不安）(^_^;)
何とか準備が整い、M医師が私のお腹にチクっと針を刺そうとした時。
《ちょっと待ったーっと思いました》
私は、「あのーすみません、薬薄めてもらってますか？」っと医師に声を掛けました。
すると、M医師は「えっ」とびっくり顔。
(OvO)
すぐにPCでカルテ確認。
「わー言ってもらって良かったー」
ですって。
（え〜大丈夫？）不安だなー。(｡-_-｡)
何とか、薄めた薬液が出来て、さーお腹にプチュっと、と思ったのですが針がポンプの中になかなか刺さらない。
（えー〜ー痛いんですけど〜）
M医師はアレ？アレ？っと言いながら針をグリグリ。（やめて〜）
するとM医師が一言
「麻酔塗りましょうか？何度も針を刺している所は固くなって刺さりにくいんですよ」
ですって。(*_*）
そんな訳はありません。
年に１.２回しか針は刺しませんし、まだ４回くらいしかそこに針を刺してはいませんよ、なんて思いながら処置は終わり家路につきました。

病院から♿️車椅子で1人帰るのも一苦労。
病院から車椅子で駅まで約600m、そこから４０分電車に揺られ、駅から家まで約800mの長旅です。

無事に家に着いて、疲れたーっと思って、一休みしているとスマホがなりました。
うん？病院から。
何だ何だっと思い電話に出ました。
すると、先ほど処置をしてくれたM医師でした。
「薬を10倍に薄めるところを間違えて、8倍で入れてしまいました、体に変化はありませんか？」とのこと。（え〜〜〜〜〜。）(*⁰▿⁰*)
ありゃりゃ。

その時は変化がなかったので「大丈夫です」っと答えました。
M医師は「変化があったらいつでも病院に来てください」と言ってくださいました。

薬を入れ替えてから1週間。
うーんなんか変？
足が前よりも動かしにくい。
1ヶ月ほど経ってそれは、確実なものとなりました。
あれ？なんか変？ではなく、もう動かない。
どうしよう、力が入らない。
どうした？私の足？

あっ。　　　そうか。
そー言えば、1ヶ月前Ｍ医師が薬の濃度間違えて入れたって言っていたなー。
それのせいではないかと思いました。

病院に電話をして、
1ヶ月後の脳神経内科受診の時に外科の先生に診ていただけないかを聞いてみました。
病院の回答は
「その曜日には、外科の先生の外来の日では無いので無理です」との事。　

そうですよね。

次回の脳神経外科の受診は2ヶ月後、耐えるしかなさそうです。

私は、耐えました。
2ヶ月間、動きにくくなった足を必死に動かして生活をして、仕事にも行きました。

脳神経外科受診の日、久しぶりにお目に掛かった主治医のＫ先生は「すぐに薬を元の濃度に戻しましょう」っと対応してくださいました。

しかし、一度動かなかくなった足。
筋肉は衰えていて、薬の濃度を元に戻しても私の足動きは戻りませんでした。
以前の、3段階くらい機能の落ちた足で生きていかなくてはならなくなりました。

仕方がない、これも私の運命。
運命に抗っても、仕方がない。　
そー思いました。

もっと、出来ることがあったのではないか。
やれば良かったのではないか。
色々と思うところはありますが、その時の私にはそんな元気はありませんでした。（＾_＾）

こんな、出来事もありました。
人生色々な事が起こります。
色々な必然が重なって今があります。

さて、これからの人生どんな必然の積み重ねが待っているのでしょうか？

安心して生きているいける、穏やかな日々が訪れるといいなと願う日々です。( ´ ▽ ` )