カーディガン制作A to B
Tsuzumiパターンのサンプル用に注文していた糸がコロナの影響で待てど暮らせど届かずにいたそんな4月でした。
パターンは書き終えていたので、あとは届いた糸でサンプルを編んで、テストニットしてもらうのみ。
自粛中であるし、糸が到着するまで手持ち無沙汰。
そんな中、Tsuzumiで走り出したエンジンはいい具合に温まっていたので、珍しくも次のデザインにとりかかってしまった。
(上の写真はやっと届いた糸!)
カーディガン制作
A《きっかけ》
朝晩冷え込んできたのでカーディガンでも買おうかな、いや編んじゃおうかな、なんてフラフラとネットを物色していたら、Pinterestで見た一枚の写真に妙に惹かれる。
エンジ色のアルパカ系糸のカーディガン。いたってシンプル。
今回はここから始まりました。
B《スケッチ★私の場合⦆
絵は得意ではないけれど、とにかく描きまくります。
太目のペンと裏紙を沢山用意。
まず最初は、惹かれたカーディガンを描いてみます。
線がぶれてる、バランス悪いなど最初は自分の絵の下手さにダメ出し。
描いていくうちに徐々に、デザインのディテイルに意識が集中していきます。全体のシルエット、衿の形、ポケットの位置や形、大きさ、バックやサイドスタイル、裾の形、リブの長さなど、描きながらこんなだったら、あんなだったらとどんどんカスタマイズ。
と同時に実際に編むことを想定して、作業工程や構造、使うステッチ、エッジの処理などなんとなく具体的なアイデアも出しておきます。
スケッチはまだまだ続きます。
遊び心も出てきたりします。
この下手でも自由にペンで気ままに描く作業中にいろいろとアイデアが出たりして楽しいものです。
私の場合はスケッチ通りにいかずに実際に編みながら変更していくことが多かったり、最初から頭の中で具体化しているデザインもあり、スケッチは2,3枚しかしないときもあります。
それでもこのスケッチは想像を形にする創作の第一歩なので大切な作業です。
下はほぼデザインが固まってからのさらなる殴り書き。
エンジ色のカーディガンの面影はほとんど無くなっておりますな~🤣