引きの美学
最近思うこと。
引き算とか引き際。
これ、めっちゃむずくないですか?
社長の鞄持ち、就職活動、高校生の進路相談。
ここ1週間、初対面の人に説明したり話をしたりする機会に恵まれています。
初対面の人との対話のように相手との共通言語がまだ見えていないときって予防線をはるためなのか、
私は無意識的に言葉数が多く、説明が長くなってしまいます。
ここで大事なのは、ちゃんと相手に自分の意図や思いが伝わっているかということです。
ところがどっこい、言葉数が多くて説明が長い分、相手にちゃんと伝わっているのかと言えば、なんと言いたいことの半分も伝わっていないことがほとんどなんです。
そしてまた一から説明する始末。
私の体感的にはこのループを3周くらいしてやっと6~7割伝わったかな〜という感じです。
説明下手にもほどがあるやろ😅
これって私だけですかね?(泳ぎ目)
初めて話を聞く人に向けて話すからこそ余分な物は削ぎ落とすべし
それで最近思うことがこれです。
初めて話を聞く人に向けて話すからこそ余分な物は削ぎ落とすべし
です。
私としては、わかりやすくするためにいろいろ要素を盛り込むのですが、
これ実は逆です。
ということに気がつきました。
要素が多ければ多いほど結局何が言いたいのか聞いている方はわからないのです。
too muchなんです。
枝葉が多すぎてその話の根幹が見えてこないのです。
うっそうと生茂るジャングル状態。
だから結果的に一番伝えたかったこと(結論)が伝わらない。
なんとなくわかった気がするけど結局何が言いたかったの?
というふうになってしまう気がします。
「じゃあ結論ファーストで言えばいいんだね。」
そういうわけではないと私は思います。
大切なのは順番とシンプルさ
伝える上で大切なのは話す順番と内容のシンプルさだと思います。
そこには必ずしも結論ファーストが必要というわけではないと思います。
どこに話のボリュームを持たせるか、何を削ぎ落とし、何を加えるのか。
そこに順番という要素を加えることで伝わり方がまた一つ変わってくるように思います。