#047_衰えを感じたりされてますか?また、長く続けて行くために意識されてることはありますか?
しんどいのは避けたいけど、現状維持とか若さを保つことには、今のところ無頓着かも
どうも、おじさんです。LOGを日常で聴いてくださってうれしいです、ありがとう〜。なんかLOGは1日にたくさん聴いてくれる人が結構いらっしゃるみたいで。感謝。
さて、体力気力。僕も今年40歳になったけれど同世代の友人と会っても体調の話が増えてきた。思うところ色々あるなあ。
正直、というか当たり前に、衰えは感じてきているかなあ。なんか親とか諸先輩方と話していると、40代なんか全然元気だよなんてみんな言うけれど、実際変化は感じるよねえ。仕事詰め込んだり、睡眠削ったり、無理しちゃうと仕事にも影響出てしまうというか。わかりやすく頑張れなくなっちゃったり、ミスしたりしちゃう。でも諸先輩の話聞く限り、50、60代の変化はきっと40代のそれを忘れるほど、凄まじいんだろうなあ。
今のところ、無理さえしなければそこまで支障はないので、具体的にやってるのは、スケジュールに前よりもゆとりを持とうとしているくらい。音楽制作はめちゃめちゃ体力が必要なジャンルではないと思っているので、無理しなければ続けられるかなあと思っているんだけど、甘いかなあ。甘そうだなあとは思っているけど、体で実感できないと本気で取り組めないなあというのが正直なところかな。。
まあ衰えに対応する、という意味ではまだそのくらいなんだけど、なんというか、体が調子悪かったりしんどかったりを「損」だなあと感じるようになってきた。音楽やるにも、生活するにも、体調の良い状態で取り組めると辛さは軽減するし、楽しさは増えるし。シンプルに食事とかもおいしい気がする。
特に僕の場合は睡眠かな。昨年(2023年)、睡眠時無呼吸症候群という病気?症状?があることがわかって。年明けくらいからCPAPという機械をつけながら寝ている。これはちょっと人生変わった。ポジティブな意味で。毎日が楽になった。お医者さん曰く、かなり睡眠の質が悪かったようでした。最近、メンタルも調子が良くなったり悪くなったりしているんだけど、睡眠の影響がかなりあるみたい。
運動はあんまりできていないんだけど、たまにするとこれもよく眠れる気がする。軽めの運動。20〜30分散歩するとか、自転車でちょっと走ってくるとかそのくらい。あと最近は高さのある机を使って、立って曲作りをしたりしてるかな。最近引っ越しをしてるので、引越しの疲れも割といいな。まあ、あんまり大したことしてないね。
老化でなく変化と見てみると、面白さも
ただ、一方で案外ものづくりの部分では気力体力が無くなってるのも、ちょっといいなと思うところもあって。衰えによって気持ちや感覚が変わったりするのは案外面白い。省エネの気持ちが、無理のないナチュラルな表現につながることもある。
年齢に応じた体の自然な反応みたいなのは、単純に今までに感じたことのなかった反応なので、素直にリアクションしてみると、新たなものを生み出すヒントになるし、生み出されるものも、体と繋がっている感じがして、手ごたえもなんだか良かったりする。
わかりやすいところだと耳が疲れるから小さい音で作れるものを作るとか、尖った音とかはっきりした音があんまり聴きたくなくて使うのやめちゃおうとか。速い音楽もなんか疲れるからスピード遅くしちゃおうとか。
実際に音に関係なくても演奏行くのに荷物減らそうとかもそうかな。これ、手抜きのように見えていざやってみると発見もあって。最近は基本的に即興演奏なんだけれども、引き出しが少ない状態の方が楽しくなってきた。
早く引き出しを使い切って、頭の中真っ白みたいな状態でやると、新しいアイデアが出てきたりして。そっちの方がやっていて楽しい。たくさん楽器持っていったことで、引き出しが増えてかえって迷ってしまうこともある。特にBGM演奏に関しては何度もやってきたので、音さえ出ればとりあえずなんとかなるか〜と思えるようになってきたところも大きいかなあ。
言葉にするとなんだか屁理屈っぽいし、しょうもなさそうなんだけど、体でしっかり感じられると、表現にちゃんといい感じで出てくることがあって。自分のフィルターをしっかり通ってる感じというか。正直に感じられるというか。まあ、常にうまくいくわけではないんだけど。
そういうのもあって、しんどいのはできれば避けたいけど、現状をどうにかキープしたいっていう気持ちはちょっとまだ弱いかも。むしろ衰えだろうがなんだろうが、感覚が変わっていくのはちょっと面白くて。まだその気持ちの方がちょっとだけ強いかな。
そんなところかなあ。まあ、まだ衰えの実感が薄いだけで、これからどんどん来るんでしょうな。肩が痛いとか、腰が痛いとか。。
それも全部アイデアに変えられたらいいなあと思ってるけど。甘いかなー。実際、本当に四十肩になってみたら、何か変わることが必ずあると思うんだよなあ。ギター背負えないからピアノだけでやるとかでも、ギターも弾けるけどピアノだけ弾くのと、ギターがしんどいからピアノしか弾けないでは、ピアノを弾く気持ちが全然違うと思うから。
面白がれる部分は衰えも一つの変化とうまいこと前向きに受け止めて、ちょっとでも楽しく自分の体と付き合えたらいいなあと思っているよ。