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飲食店活性化を考える

時短要請で午後8時に閉店。酒類の提供は午後7時で終了など、繁華街の居酒屋さんは苦しい状況が続いている。緊急事態宣言解除後も、おおよそ同じ状況が続くと予想される。

補助金も出ているが、特に大規模チェーンの居酒屋さんは店舗数や賃料そして人件費などと経営危機に瀕している。

とはいえ、世のサラリーマンたちは、赤ちょうちんで帰りに一杯という気軽さはすでに持ち合わせていないだろう。地方から出張者が来れば、一杯。プロジェクト仲間と意気投合のために一杯、上司と部下で一杯。動機はなんであれ気軽に行ける雰囲気はもうないように思える。

そこで、居酒屋さんが閉店したあとの、お店をレンタルするビジネスはできないだろうか?

閉店後のお店で、演劇、漫才、音楽ライブなどなど。

その昔、酒場には流しのギター弾きが、お客さんのリクエストに応じて歌を歌っていた。酒とエンタメは相性がいいと思っている。

もちろん、居酒屋営業は終了させて、場所を提供するレンタルで収入を得ることができるのだが、公的補助金申請に影響がでるかどうかは詳しく検証する必要はある。ただ、エンタメもコロナ禍で大打撃を受けているのは事実であり、その受難者どうしがダッグを組むことに対して、国や自治体はある程度の理解を示すことは、人道的にも必要なことではないだろうか。

まずは各地の繁華街には、飲食業組合といった自治組織がある。まずはそういった旗振り組織が声を上げて、何かアクションを起こすしかないだろう。

話がそれてしまった・・・ビジネス街や駅に近い繁華街の居酒屋が、小劇場やミニライブ会場をなれば、帰りにちょっとジャズを聞きに行こうか・・・ちょっとちょっと漫才でも見てマスク越しに笑おうか・・・ちょっと懐かしいフォークソングでも聞きに行こうか・・・など、サラリーマン受けも期待できるのではないだろうか。

いまはsnsもある。大がかりな仕組みはいらない。神出鬼没で今日は○○でライブします・・・などを発信すればいい。広告宣伝費など不要である。そんな文化がゆっくりを醸成させることを期待したい。



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