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番外編-12、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。11年間、勝ちのないアンフィールドでの試合を勝利に導けるか、ガナーズ、の巻。

11年間、勝ちのないアンフィールドでの試合を勝利に導けるか、ガナーズ、の巻。

先日のプレミア・リーグ、ブライトン戦は、見ていて負ける気がしない程の、一方的な試合展開で2:0の勝利であった。
が、余りにもシュートをミスし過ぎたのではないか?、と1ファンは思っている。
チャンスには、<きちんとゴールを決めること>を習慣にしておかないと、ここぞという時ににもゴールを外す羽目になるだろう。
次のリバプール・アウェイでは、ブライトン戦のようにチャンスが次々とやってくる、とは考えられない。
チャンスをゴールに繋げられないと、その後すぐの、相手のカウンター・アタックも心配である。
今季のアースナルは、いくらでもゴール・チャンスを作れるので、それをキッチリ、ゴール枠内に押し込んでくれるFWが1月に加入すれば、万全であるのだが。
何年も前から1ファン好みの、ナポリのオシムヘンは、ナポリが付けている契約金をアースナルは、到底払えない。あまりにも高過ぎる。エンケティアとパーテーと、惜しいけれどローンで活躍中のパティーノを、合計£70mくらいで売れれば、資金の足しになり彼を買えるかもしれない。が、そう上手くはことが運ばないだろう。

【12月22日】アストン・ヴィラが最下位チームと引き分けたので、得失点差で首位を維持できたアースナル。
この試合最後のエキストラ・タイムで同点とした、今季のヴィラはしぶとい。
その上、アースナルの<選択間違い>で売られた後、現在の世界最高ゴールキーパーとなったマルティネスも居る。
<タラレバ>を書かせていただくと、彼がアースナルの正キーパーだったら、<今のラヤ、ラムズデール問題>も起こらなかったと思う。

英国では、今年のヴィラ・チームを、<5000:1の確率でアレアレ、と言う間に、優勝してしまったレスター>と比べるファンも出てきた。
また書くが、確率は5000:1である。
ファンが£1を、<レスターが優勝する>に賭けていると、それがシーズン終了後には£5,000に成るのである。
何十人ものレスター・ファンが、取り敢えずは買っておこうか、と考えて買っていた。たったの£1(当時の為替レートで、150円くらい)なのだ。中には、£10以上も買っていた人々も居たらしい。
賭け事好きのサッカー・ファンだったら、どのチームをサポートしていても同じことをするだろう。
Betting Office(ベッティング・オフィス、賭けを請負う所)は、プレミア・リーグ・シーズン終盤になってもレスターが頑張るので、大慌てになり、この年の3月頃には、£10以上とか、多く賭けている人々に対して、<今精算するなら、£20,000(だったと思う)を差し上げる>という声明を出した。
<レスターが、このまま優勝するという確証はないから、今£20,000を手に入れないか?>という申し出だ。
しかし、もう一度書くが、たった£1~£10~の賭け金である。
今の£20,000を取るか、夢を見てシーズン終了後にもっと大金を得るか、の2択なら、1ファンは夢を見ていたい。
£20,000も大金なので、夢が夢で終わってしまったら、1ファンも<あの時の£20,000 を貰っとけば良かった>と後悔はするだろうが、C’est la vie、That's life. (これが人生だ) と諦める。
因みに、彼ら(賭け事務所)も相当な損失を被ったらしく、このレスター優勝後には、5000:1とかの馬鹿げた確率をつける事務所は無くなった。

閑話休題。
1ファンの戯れ言は終わり現在に戻る。

アースナルは、アンフィールド(リバプールのホーム)の雰囲気に呑まれることなく、今回は11年間続く敗戦・引分を止め、勝つことが出来るだろうか??
昨季も2:0を、最終的には引き分けにされてしまった。
敵ながら、リバプールのファンには敬意を持っている1ファンではあるが、<たまには静かに負けを認めてくれてもいいでしょ>と、試合終了間際に言いたい。

試合開始。

【4分】ゴルゴルゴル、ゴール!❢ セット・ピースからガブリエルのヘディング。VAR チェックが入るが、ゴール認定。1:0。アースナル。
このまま終わるとは思えないが最高の始まり。
【~15分】幾つかのチャンスがアースナルに。だが、決められない。
【29分】ゴール。サラ。1:1。
1ファンが恐れていた、TAA(66番)からサラへのスーパー・パスからのゴール。
いつもながら、チャンスを決められないでいるとこうなる。
ジンチェンコでなく、健康な富安がサラとマッチ・アップしていたら、このゴールも防げていただろう。
【42分】マーティネリがbig, huge(ビッグ、ヒュージ) mistake(ミステイク)。チャンスを外す。
ここでは、<分かる人には分かる、映画<プリティ・ウーマン>で、ジュリア・ロバーツが、ロデオ・ドライブの高級ショップ店員に言い放った言葉を引用させていただく。
<アンタ達、コミッション(能力給)で働いてるんでしょ? とっても大きいミステイクを犯したわよ、巨大だったわね>
ここまで素晴らしい仕事をしていたマーティネリには、ここは決めて欲しかった。

ハーフタイム。

セカンド・ハーフでは、リバプールの12人目の選手が活躍するという、厭な予感がする。

後半戦。

【50分】危ない、危ない、サラがシュート。選手に当たり運良くラヤの手に。

【~65分】お互いに攻め合う、意地の張り合いのような試合展開だが、ゴールは生まれない。

【67分】ブライトン時代に、アンフィールドでハットトリックをしたトロサードがマーティネリと交替。3点とは言わないが、1点だけでもいいから、上げてほしいものだ。

【72分】立場は反転したが、またサラとTAAのコンビが活躍。後者のシュートはクロス・バーが弾いてくれた。ふぅ~!❢
ライス1人で5人のリバプール選手の波に立ち向かった。素晴らしい。TAAのシュートがクロス・バーに当たった要因の一つだろうと1ファンは思う。彼とサリバには、シーズンが終わるまでは健康でいて欲しいと願っている。

【75分】ゴメスのシュートをラヤがセイブ。

【77分】ジェズスに替わりエンケティア登場。

【82分】ハーヴァートのペナルティ・アピール。一応VARチェックあり。無視される。仕方ない。あんな接触には、1ファンでも転ばない。プロの試合でよくある、大男が死にそうに転ぶ、あのプレーであった。

【~90分+】サリバとライスが踏ん張り、同点のまま持ち堪えている。

試合終了。1:1の引き分け。

雰囲気に呑まれず、<攻撃は最大の防御なり>を最後まで実践したガナーズが誇らしい。
未だに11年間+で、アンフィールドでの勝利はないが、現在もアースナルは首位なので、引き分けでも良しとしておこう。

ではまた。
アースナルK(クリエーター名)

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