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96、英国プレミア・リーグ・サッカー、アースナルの1ファンが怒る。覚醒したジェズスが、リバプールに痛恨の楔を打ち込めるか、の巻。

96、覚醒したジェズスが、リバプールに痛恨の楔を打ち込めるか、の巻。

やっとジェズスが覚醒した。
先のリーズ戦では、ジェズスがラッキーなペナルティを得て得点するまで、ガナーズは動きは悪かった。
1ファンにも緊張感がひしひしと伝わってきた。
これが試合終了まで続くと、去年までの<最後に崩れるアースナル>になるかもしれないと心配していたが、杞憂だった。

今シーズンは、このコラムに何度同じことを書いただろうか?
今季のガナーズは違う。ファイナル・ホイッスルが鳴るまで諦めない。
1ファンは、あのボーンマス戦の97分目のシーンを、何度、リワインドして見たことか。ネルソンの神憑り的ゴールは、全てのグーナーに至福の時を与えた。

今季のアースナルは、<セレブレーションが過剰過ぎる、優勝したわけじゃないだろう>という批判を勝つ度に受けている。
Who cares!❢(構うものか) 嫉妬は醜い。
ガナーズは毎試合、アンチ・アースナルの批判を覆しているのだ。

今日の試合は、先週Man Cに大敗して、手負いの獅子リバプール戦。
アンフィールドでの試合は難しいが、少なくとも1ポイントは獲得して帰ってくれると1ファンは嬉しい。
アーテッタも、<動物園で、いくら練習しても、ジャングルで試合するのは、全く違う厳しさがあり、雰囲気に飲まれてしまう>というようなことを言っていた。
アンフィールドでは、ずっと10年以上も負け続けている。そろそろ勝っても良い時期だろう。
だが、ホームのリバプールでは、12人目の選手が他と違うので、選手たちが実力以上の活躍をする。どんなに負けていても、いつも変わらない情熱的な応援をするので、アウェーのチームは、それで浮き足立ってしまう。
我らグーナーも見習いたい。
DFヴァン・ダイクが、本調子ではなさそうだし、3ポイント獲得も無理ではない、と信じておこう。
アーテッタは口をつぐんでいるが、サリバは、怪我から回復して、この試合に間に合うだろうか。
作戦上、試合前に、監督はメディアには公表できない。

【4月9日】試合開始。
4-3-3 フォーメーション。

怪我のサリバを除く現在最強イレブンで臨む。
リバプールでは、アースナルを大得意としているジョタが先発。
彼は、ファイナル・サードでボールを奪うのが上手い選手なので、ヌネズが出てくるより嫌。ホールディングにとっては、集中力を維持するのが今日の大仕事である。
雰囲気に飲まれて、要らないタックルでレッドカードを貰うのだけは、<勘弁してよって!❢>って思っている1ファンである。
攻撃面では、左サイドの3人(マーティネリ、ジャカ、ジンチェンコ)が、アレキサンダー・アーノルド(TAA)の拙い守備を突いていくのに期待しよう。
MF陣は、数段アースナルの方が勝っていると1ファンは信じている。
とにかく、どんな試合展開になろうとも、先取点をアースナルが入れられるか、どうかがとても重要な問題である。

【1分】最初のチャンスはアースナルへ。コーナー・キック。何も起こらなかったが、マーティネリがTAAに<小手>一本。

【6分】ガクポのシュートが空を飛ぶ。

【8分】ゴル、ゴル、ゴル、ゴ〜〜ル!❢
1:0。アースナル。マーティネリ

サカの良い働きから、ウーデゴールへ。ワンツーを試みたボールがヴァン・ダイクに当たり、マーティネリへ。彼のシュートは枠内コーナーに吸い込まれて行った。

【12分】ジンチェンコがマーティネリとのコンビネーションで、シュートを打つがアリソンに防がれる。

【17分】ジェズスがゴールデン・チャンスを外す。後々、悔やむことにならないでほしいが。

【20分】リバプールのロバートソンが外してくれる。危ない。

【〜25分】アースナル優勢だが、リバプールも死んでいない。ホワイトがイエローカードをもらったので、集中力、集中力を保って、次にそれをレッドにしないように。

【28分】ゴ〜ル!❢ 2:0。アースナル。ジェズスのヘディング。
マーティネリのカット・バックをキッチリとジェズスが決めた。素晴らしい。今日のマーティネリは、誰も止められない。
さすがのアンフィールドもチョットだけ静かになったかもしれない。

【34分】こういう試合経過の時には、相手が焦ってくる。ラムズデールとマン・ツー・マンになったにも関わらず、サラまでが失敗してくれる。

【42分】ゴ〜ル。リバプール。サラ。2:1。アースナル。
大きなミスをすぐに忘れてゴール出来るのが、優秀なストライカー。嫌な時間帯での失点。相手の気分を高揚させてしまった。

【45~分】ジェズスへのファール。フィジオが登場。テクニカル・ファウルが多すぎる。
リバプールの選手達が、生き生きしてきた。ラムズデールは忙しい。落ち着いて、ガナーズ。

ハーフタイム。

2点差でファースト・ハーフを終わってほしかった。
もし、このまま一点差で、80分頃までいったら、プレッシャーがかかって大変なことになるので、後半戦では開始直後の追加点がほしい。
ジャカもイエローカードを貰ってしまったので、決してジャカらないように。もう1枚イエローカードを貰って、ガナーズとグーナーを泣かさないで。

後半戦。

【46分】TTAの裏を取るマーティネリ。

【49分】ひどいタックルでジャカを怒らせる相手選手。でもまだ、11:11の試合。

【51分】すでにプレッシャーがアースナルにかかっている。

【52分】嗚呼!❢ ジョタ、ジョタ、ジョタ。
ペナルティが、リバプールへ。

【53分】ありがとう、サラ。ペナルティ・ミスしてくれて。
今なお、2:1。アースナル。ふぅ〜!❢

【57分】守護神、ラムズデールがまたもサラのシュートを防ぐ。素晴らしい。

【〜65分】リバプールの攻勢を凌ぐガナーズ。浮き足立っている。
天敵ジョタがヌネズと替わってくれて1ファンは嬉しいが、リバプール戦得意のトロサードは、まだ出さないのか?アーテッタ。
危険なジャカを、後悔する前にジョージーニョと何故早く交替させないのか?

【〜70分】相手の攻撃から抜けられない。

【74分】ウーデゴールのシュートはアリソンのグッド・セーブに防がれる。

【79分】もう一人の天敵ファーミーニョが出てきた。ヤバイことにならなければ良いが。

【〜85分】ラムズデールがアースナルを救い続ける。

【87分】ゴ〜ル。リバプール。2:2。
ファーミーニョは、やはり天敵だった。セカンドハーフで覚醒したTAAが、ジンチェンコを抜き、クロス。それを、ファーミーニョがヘディングで決めた。今年でリバプールを去る彼の、最後の御奉公である。

【94分】サラがビッグ・チャンスを外してくれる。ふぅ〜!❢ 彼が本調子でなくて良かった。

【96分】ラムズデールが、今後に関わるビッグ・セイブを繰り返して、アースナルに大きな1ポイントをもたらした。

試合終了。

Anfield Factor(アンフィールドで、リバプール・ファンが醸し出す雰囲気)に呑み込まれ、天敵ファーミーニョに同点となるヘディングを決められたガナーズ。
セカンドハーフの相手の猛攻を凌いでの引き分けは、苛酷なアンフィールドでの試合だったので、<やっと1ポイントを得た、よくやった>、と書くべきだろうか。
0ポイントよりはマシだが、1ファンの本音は<勝って3ポイント獲得>して欲しかったである。
今日は、前半戦と後半戦は違う試合のようだった。
ニュートラルのファンの多くは、Man C がが、このところプレミア・リーグを独占状態で勝っているので、今季はアースナルに優勝して欲しいと密かに思っている。
その期待に応えよう、ガナーズ。

ではまた。
アースナルK

One down, 8 games to go (1試合引き分け、あと8試合)

アースナルKで、他のnoteも書いてます。


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