黎明期のパソコンゲーム開発#49
■黎明期から成長期へ ~今でも遊べるレトロゲーム~
これまで話題としてきた黎明期のパソコンですが当然もう入手することは困難となっており、実機で当時のゲームを遊ぶのも難しくなってきていますが、エミュレータなど様々な方法で過去のレトロゲームを楽しむ事が可能になっています。
自分も何年か前に、FANFUNやZAXUSのカセットテープからデータをバックアップしたり、PC-8001のエミュレータを使ってみたりして当時のゲームの再現をしてみたりしていました(エミュレータ本体以外に、カセットテープの音をCMT形式に変換してくれるプログラムなど様々なツールを駆使して再現していたように思います)。
下記はNintendo Switchで動作する「プチコン」というBASICで作られたエミュレータ。
プログラムをPCからNintendo Switchに転送するにはPetit4Sendというソフトを使って転送していました。
こちらが実際にNintendo SwitchでZAXUSを動作させた写真
また前回も紹介していましたが、ハル研究所さんからPasocomMiniも販売されており、当時のゲームも同梱されているため黎明期のPC-8001ソフトを手軽に堪能できるかと思います。
次回は「黎明期のパソコンゲーム開発」の最終回として、これまでの思いについて書きたいと思います。