【Ingress】DropArtの思い出
約2年前の2019年10月1日、Ingressの旧スキャナーScanner[REDACTED]がその役割を終え、Ingress Primeに移行されました。この記事は主としてScanner[REDACTED]時代に描いたDropArtの思い出を記載しています。
■Ingressとは
ナイアンティック社が開発・運営する、スマートフォン向け拡張現実技術を利用したオンライン位置情報ゲームです。位置情報ゲームとしては同社の「ポケモンGO」が有名ですが、その「ポケモンGO」のポケストップやジムなどの位置情報の多くはこのIngressの世界での「ポータル」情報が基になっています。
筆者もIngressを始めて6年以上経ちますが、今なお遊び続けています。
■DropArtとは
Ingressのゲームの世界の中では様々なアイテムがありますが、アイテムをゲームの中で取得(ポータルをハックすると出てきます)するだけでなく、自分のアイテムをゲームのフィールド上に置いたり拾ったりすることが出来ます。
この「ゲームのフィールド上に置いたアイテムで、絵などが描くことができないか」と遊んでみたのが「DropArt」です。
ただし、Ingressの世界ではフィールド上に置いたアイテムはずっと残り続けるのではなく、24時間程度(イベント時にはもっと短い時間)で消滅してしまいます。ゲームのフィールドの中でのみ見られ(つまり、描いた場所に物理的に行ってみないと実物は見られない)、かつ翌日あたりには消滅してしまうという短い命のアートです。
Ingressのゲームはそれ自体とても面白いのですが、自分はこのDropArtにはまり、約3年間で約1000作品を作成し続けていました。
■DropArtを始めたきっかけ
Ingressには数々のアイテムがあるのですが、常に新しいイベントやアイテムの追加などがあり、老舗飲料メーカーの伊藤園さんとコラボで登場した「ITOEN」のアイテムが出現したのが主なきっかけ。
その前までもなんとなくアートっぽいものを作ってはいましたが、アイテムの色彩などで表現力が高まったためいろいろ作り始め、そのうち毎日仕事帰りに作品を1つ作ってから帰宅という日々が続いていました。
主なアートの制作場所は仕事帰りに職場近くの公園か、家までの帰り道にある川辺の公園。冬場は職場近くの公園で作っていましたが、季節が春~夏になると公園に人が多くなってくるので、夕方~夜に川辺の公園で作成するようにしていました。
■DropArtの作品集
作成した作品は当時、Google+(GoogleのSNS)で公開していましたが、Google+終了後はTwitterやInstagramで公開していました。
Twitter/Instagramでは途中からの作品がまだ残っていますが、Google+当時の古い作品は見えないため、本Note上でいくつかの作品集を思い出として掲載しようと思います(下記はその作品集をまとめ、DropArt本にしたもの)
■DropArt本#1
DropArtの作品制作数が500になった事を記念に本(同人誌)にしてみたものです(札幌のアノマリーで頒布)。
DropArtの初期作品(初期の500作のうちの一部)を掲載しています(本の印刷用PDFそのままですので、巻末に余計なデータも載せています)。
今後、好評であれば、続編のDropArt本を掲載していきたいと考えています。