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大体鈍行で進む本土縦断旅 | 小樽で歴史的建造物と北海道の鉄道の歴史を満喫する7日目

札幌から始まる7日目。

昨日は旭川最終日の悪あがきで、突発的に自転車でゴールデンカムイの聖地巡礼に挑んだものの、移動手段の選択を誤り若干残念な結果に終わった。

計画なき聖地巡礼は無謀であると反省し、今回の旅では無理には組み込まないようにしようと肝に銘じた。

今日はチェックアウトした足で、そのまま小樽に向かう。
昨日の自転車による筋肉痛はそれほどではなく、問題なく活動できそうで安心。

札幌から小樽までは電車で40分程度。
東京駅から鎌倉あたりまでいくよりも若干近いくらいの距離感か。

小樽では、歴史的建造物を色々見て回る事をメインとするつもりである。

私は明治・大正あたりの建造物が妙に好きなのだが、小樽はそこかしこに歴史的建造物があるため、写真の撮影枚数がどんどん増えていく。

これは、ゴールデンカムイの小樽運河のシーンで出てきた倉庫では!??

有名な建造物を見て回ったら、聖地のような場所も含まれていました。

小樽は北海道で初めて鉄道が敷かれた地でもあるため、鉄道にまつわる名所もある。
小樽駅を出てまっすぐ駅前通を進むと、旧手宮線の廃線跡とぶつかる。

小樽駅に程近い場所では線路を撮影する観光客も多い。
この線路跡は1.6km程続く散策路として整備されているため、散策路が始まる小樽市総合博物館 本館付近まで足を運ぶと人が少なくなる。

人が少ない、と言うより人が全然いなかった

何となく人混みを避けるような形で小樽市総合博物館 本館付近まで来たので、博物館にも寄ってみる事にする。

予定では博物館に寄るつもりはなかったが、敷地外から見える展示物が面白そうだったし、入館料も400円と安かったため、軽く見るつもりで入館した訳ですが…

この博物館、私的にはめっちゃくちゃ楽しかった!!!
寄って良かった!!スルーしなくて本当に良かった!!!

まず、入館券が昔の鉄道の硬券切符を模した形なのが、とても良い。

入鋏して貰えたら、もう完璧

私は鉄道自体に凄く興味を持っているという訳ではないが、古い車両の何ともノスタルジックな佇まいは大好物である。

良い感じの車両たち
車内が公開されている車両もいくつかある

ゴールデンカムイのクライマックスで登場する蒸気機関車の車両も展示されており、否応にもテンションが上がる。

クライマックスの舞台となる、蒸気機関車

1点だけ残念だったのが、アイアンホース号という動態保存されている蒸気機関車が1日に3回程敷地内を走行する体験乗車イベントがあるらしいのだが、それが昨日10/20が今期最終走行日だったため乗れなかった事である。

昨日が最後だったのかぁ…、とても悔しい…

体験乗車で編成されるらしい一等客車と三等客車
めちゃくちゃ乗りたかった

何気なく寄った場所が凄く良いと、何だか得した気持ちになりますね。

人がごった返していてスルーしたスポットもあったが、小樽市総合博物館 本館のおかげで良い日になった。
ありがたや。

8日目に続く。

パズルのようなポイント切り替え体験

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