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大体鈍行で進む本土縦断旅 | 関門トンネル人道と少し聖地巡礼な47日目

宇部から始まる47日目。

本日は下関まで移動。
関門トンネル人道を歩いて福岡県入りし、門司港近辺を散策した。

実は私、今までの人生で1度も九州の地を踏んだ事がなかった。
避けていたとかでは全くなく、何か絶妙に縁がなかった感じ。

そんな人生初の九州入りを、徒歩で果たしてみようじゃないか。

まずは宿泊先からバスで、宇部新川駅に移動。
せっかく宇部に来たのだから、聖地巡礼はしておきたかった。

宇部新川駅

昨日の記録にも少し記載したが、宇部新川駅はシン・エヴァンゲリオン劇場版:|| のエンディングに登場した駅。

3番線ホームが作中に出て来たが、ちょうど乗る列車が3番線からの出発だった。

3番線ホーム
シンジくん達と庵野監督が駆け上がった階段

宇部には、またビエンナーレ開催時に訪れたい。
そして、今度はできれば天気が良い時に訪れたい。

宇部新川駅から列車に乗り、下関駅へ。
乗り換えがスムーズで、1時間程で到着した。

下関駅ホームから

下関駅近くの宿泊先にデカ重リュックを預け、バスで みもすそ川公園に向かった。

関門橋
橋の向こうの九州 門司港が結構よく見える

みもすそ川公園は、源平合戦の最後の舞台となった壇ノ浦に面していて、関門海峡を徒歩で渡る事ができる 関門トンネル人道の入り口がすぐ向かいにある。

公園には、源平合戦を象徴するような像、源義経と平知盛が対峙している像がある。

源義経・平知盛像

突然ゲームの話になってしまうのだが、私は女神転生シリーズが好きで、仲魔の中では特にヨシツネが好きなのである。

八艘跳びは大体チートレベルの強さを持つ技なのだが、登場した当初のデビルサマナーというゲーム時は、そもそもヨシツネを作るのが凄い大変だったと記憶している。
苦労してヨシツネを作れた喜びと、その大変さに見合う強さで、以来女神転生シリーズやペルソナシリーズで私はずっとヨシツネを贔屓している。

歴史上の人物としては悲劇の英雄として知られるが、ゲーム要因の若干偏った印象も含めて私は義経贔屓人間になった感じである。

そして、この義経像は八艘跳びの様子を表現している。
控え目に言っても、めちゃくちゃカッコいいのである。

八艘跳び
めちゃくちゃカッコいい!!

また、この地は幕末の攘夷戦で外国船に砲撃した砲台跡でもある。
ズラッと砲台が並んでいる様子もなかなか壮観。

砲台達
長州砲

みもすそ川公園を後にし、すぐ向かいにある関門トンネル人道入り口へ。
エレベーターで海底トンネルまで降り、歩いて九州に向かった。

海底トンネル

海底トンネルは全長780m程。
途中で県境を越えて九州に入る。

途中にある県境

トンネルをひたすら歩き、門司側に出た。

門司側の関門トンネル人道入り口
下関側の入り口は写真撮り忘れました

人生初の九州の地に、徒歩で到達したらどんな気分だろう??
と思っていたのだが、実際にやってみたら「ここもう九州なんだよね??本当に九州なんだよね??」みたいな感じで、あまりパッと実感が湧かなかった。

私みたいな単純な人間は、わかりやすく海を越える方が良かったのかもしれない。

門司側からの関門海峡

今日の目的だった徒歩での九州上陸は果たしたので、下関に戻るべく門司港駅に向かった。

門司港には観光トロッコ列車が走っているので、列車で門司港に向かおうかと思ったが、時間が合わなかったので今日は見送った。

多分、明日もこの辺をウロウロすると思うので、トロッコ列車はちゃんと時間を調べてチャレンジしたい。

門司港レトロ

門司港駅も観光名所として有名な場所で、かなり賑わっていた。
実は私は、門司港駅の事を数日前まで知りませんでした…

重要文化財の門司港駅舎
良い感じのホーム

下関駅に戻り、本日の活動は終了。
明日から完全に九州入り。
いよいよこの旅も終盤だなぁ。

48日目に続く。

関門トンネル人道の突破記念証
トンネルの両端に設置されているスタンプを押すと貰える

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