大体鈍行で進む本土縦断旅 | 函館のレトロを巡る15日目
函館から始まる15日目。
今日は函館の友人が終日同行してくれる。
普段は公共交通機関で行ける範囲での行動となるが、今日は車で移動できるのである。
ありがたや。
まずは函館公園に向かった。
当初の目的はポケふた(ポケモンのマンホール)を見に行くだけだったが、この公園内にある「こどものくに」が大変痺れる名スポットだった。
昭和にタイムスリップしたかのような、ノスタルジー溢れる遊園地である。
乗り物は有料だが、入園は無料。
私は日本最古の観覧車に乗車させて頂いた。
誰かが乗り降りする度に停止する、今やなかなかお目にかかる事ができない観覧車である。
乗車すると、記念きっぷをもらう事ができる。
無料のお汁粉サービスもあった。
レトロが好きな方は行って損はないと思う。
続いて、北斗市にあるトラピスト修道院へ。
一番の目的は、修道院前の並木道であった。
昔、函館に行った際にも行ったことあるが、また修道院前の並木道が見たくなった
函館市内にはトラピスチヌ修道院があるが、トラピスチヌは女子修道院、訪れたトラピスト修道院は男子修道院である。
運が良ければ、修道院周辺の草地に放牧している羊などを見られる。
今日は放牧の様子は見られなかった。
並木道を満喫した後、函館に戻り元町周辺を散策。
元町周辺は歴史的建造物が多く、内部を公開したり、店舗として使用している建物も多い。
中まで見ようとすると時間が足りないため、本日は建物の外観を楽しむだけに留める。
素敵な内装も多いため、いずれのんびり建物内部も見に行きたい。
歩いているうちに日没を迎えた。
各所がライトアップされていて、昼間とは異なる趣がある。
夜景の街だけあって、坂の上からの夜景も見事なものだった。
函館の繁華街周りは路面電車やバスで行き来可能だが、トラピスト修道院は公共交通機関ではなかなか行きにくい場所にある。
車移動の便利さを噛み締めつつ、明日からまた公共交通機関の旅に戻る。
終日車を出してくれた友人には圧倒的感謝である。
16日目に続く。
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