大体鈍行で進む本土縦断旅 | 福井の恐竜博物館な32日目
芦原温泉から始まる32日目。
本日は朝イチで福井駅に移動し、そこから福井県立恐竜博物館に直行した。
恐竜博物館は最寄駅はえちぜん鉄道 勝山永平寺線の勝山駅なのだが、福井駅からは結構離れている。
あらわ湯のまち駅スタートの場合、福井駅より手前の福井口駅で勝山永平寺線に乗り換えて勝山駅に向かう事ができる。
私は本日の宿泊地である福井駅にデカ重リュックを置いて行きたかったため、福井駅まで行き、駅のロッカーにデカ重リュックを預け、福井駅から恐竜博物館に直行するXRバスを予約して利用してみた。
XRバスは所謂車窓がない。
車窓部分や天井にディスプレイが設置されていて、車窓の風景も映像コンテンツとなる。
目的地までの走行中、コンテンツを楽しめる訳だが…
私は多分乗車15分くらいで寝落ちてしまったのである。
とりあえず言い訳を羅列すると、
・今日は朝早めに出る必要があったため、寝不足気味だった
・昨夜、寝る直前に温泉入っちゃったため暑くて寝苦しく、眠りの質も多分悪かった
・そんな感じでコンディションが微妙で、バス酔いしそうな気配を感じたため、酔い止めを飲んだ
という感じなのだが、寝不足と酔い止めのコンボで尋常ではない眠気に襲われてしまったのである。
せっかくお高めの乗車料金払ったのに、半分以上寝ちゃってたよ…
ともあれ、恐竜博物館に到着したのだが、その後も私は眠気と闘い続ける事になった。
館内に入ってすぐ、近未来的な雰囲気の中で長いエレベータを降り、一番下の階から観覧スタート。
一番の人気スポットは、1Fの恐竜の世界ゾーンだろう。
50体もの恐竜の全身骨格が展示されていて、私もここを観たくて来たようなものである。
実際の化石を使っているのは10体らしいが、実物大の大きな標本を間近で見るとテンションが上がる。
太古の昔に実在していたとはわかっているものの、こんな凄い生物達がいる世界ってどうにもファンタジーに感じられてしまう。
恐竜のスケールデカ過ぎる。
恐竜だけではなく、植物や鉱石の展示も多い。
しかしコンテンツ盛りだくさん過ぎて、情報が頭を通過してしまったものが多かった。
更に、中盤あたりから歩いているのに猛烈な眠気に襲われる始末。
後半は眠気と闘いながら急ぎ足で見る形になってしまい、せっかく行ったのに勿体なかった。
福井駅に戻る列車で爆睡し、一旦復活。
残りの日程、自らの体調やコンディションを整えられるかが大きな課題である。
33日目に続く。